inc(February)1800超え使用構築 アローラ式パルオーガスイッチ
サンルールに引き続きinc(February)のムーンルールで使った構築を紹介したいと思います。
主な成績はinc(February)で1802の101位、wcsレート1800超えの27位、SD勝率70%超えの6位といったサンルールに引き続きレートやSDは予選前だったので目立たないようにあえて微妙なところで止めていました。でも結局本番で勝てなかったので微妙な成績になりましたが構築自体は強かったと思います。
そしてこれが予選で使用した構築です
この構築は一見早いパルオーガにも見えますが全体的にSを落としたパルオーガスイッチです。今となってはトリルもかなり読まれますがこの時は早いのも流行っていたので読まれない時もあって強かったです。
まず、伝説枠についてですがサンルールに引き続きグラードンの晴れでもオーガの潮吹きが決まる点から伝説のトリル枠+オーガがかなり強いと思いサンの時のネクロオーガをベースに考え始めムーンルールはZ技が追加されたため、イベルタルの悪Zやグラ、ランドの地面も環境に居るため日食ネクロはきついと思いグラカイやイベルナの攻撃も安定して耐えれるパルキアが強いんじゃないかと思いパルオーガを中心として構築を組み始めました。
そしてパルキアが唯一きついゼルネアスやテテフに対してはツンデツンデを入れて第2のトリル要因にして後はトリルを貼るのに最適なガエンや催眠対策にコケコ、最後にパルキアミラーやジガルデがどうしても重かったのでフェアリーZを持たせたテテフを直前に入れましたがこの枠はもう少しゼルネに強いポケモンを入れるかパルキアを保護するためにいかりのこなを使えるバレルやガモスなどを入れておいた方が良かったかもしれません。
このパーティの強みは基本的に初手パル+コケコ裏がオーガガエン(ツンデ)かパル+テテフで裏オーガガエン(ツンデ)でサンルールのネクロオーガの構築とは変わりあまりガエンを初手には出さずコケコがボルチェンでガエンに繋いで1ターン遅らせたトリルの張り方をするかそのままガエンがトリルアタッカーになる立ち回りが安定して強いところです。
詳しくは個別解説の方で説明していきす。
【個別解説】
性格:冷静
実数値:197-*-120-199-162-94
努力値:252-0-0-84-172-0
持ち物:ミズZ
·C 雨ハイドロポンプミズZで、
H230ゼルネアスを確定1発
H207晴れグラードンを確定1発
·D C161カプ・コケコのフィールド込みかみなりデンキZを確定耐え
C207ルナアーラの専用Zを確定耐え
·S 最遅
この構築のトリル枠でもありアタッカー枠でもあるポケモン。サンルールの時から使っておけば良かったと思うくらい安定して強くディアルガとは違いグラードンやランドにも弱くなくゼルネがきつい以外はかなり完璧なトリル要因だなと言うのが使ってみての感想です。
しかし予選が終わった後に何人かがトリルパルキアの記事を出していたのでそれを見ると大地や亜空切断を入れている人も居てもう少し技を考えれば良かったのかなと後悔しています。
それでも雨ミズZは生半可な気持ちで後出ししてきた少し削れたくさタイプのポケモンやカイオーガを飛ばしてくれる時もあり強いのは間違いなかったです。
性格:冷静
実数値:207-*-114-217-161-85
努力値:252-0-28-224-4-0
技構成:しおふき/ねっとう/かみなり/まもる
持ち物:うしおのおこう
·HB A252振り日食ネクロのサイコフィールドフォトンゲイザーを最高乱数以外耐え
·C 耐久無振りゼルネアスをダブルダメージの雨潮吹きで確定1発
·HD 補正有りC252振りC2段階上昇のゼルネのムンフォを最高乱数以外耐え(補正無しだと確定耐え)
·S 最遅
サンルールに引き続きゴリ押し最強トリルアタッカー。
サンルールでは鉄球でしたがトリルが切れた後にほんとは上を取れる可能性が大きいガエンやSが微妙なラインのポケモンに対しても抜かされ完全にトリル下でないと活躍できないのが勿体ないと感じトリルが切れてもある程度動けるように鉄球を外しました。
そしてサンの時から思っていたあと少し火力があれば落としきれるという時に眼鏡なのでこだわらず火力が上がるうしおのおこうを採用し、トリル中に先に攻撃されそうなガエンやくさタイプをこちらのガエンで先に落としてから締めの役割でオーガを出す立ち回りを意識してました。
カプ·コケコ
性格:臆病
実数値:175-121-106-127-104-180
努力値:236-0-4-92-68-108
技構成:かみなり/ボルトチェンジ/しぜんのいかり/フリーフォール
持ち物:とつげきチョッキ
·C エレキフィールド込みかみなりでH207カイオーガを7~8割削る
HD· C補正有りC252振りカイオーガのダブルダメージの雨しおふきを確定耐え
補正無しC2段階上昇ゼルネのムンフォを低乱数で耐え
S· 最速トルネロス(111属)+1
この構築のカプ神の1匹。サンの時とにかく耐久が無く火力も微妙だったので信用していませんでしたがチョッキを持たせて耐久に振ることでとても場持ちが良くなり且つフィールドで催眠対策もできテテフより仕事が出来そうだと思い入れました。
実際にほとんどの試合が初手に投げてボルチェンやフリーフォールなどの展開をしていたのでかなりトリルとの相性も良かったです。
カプ·テテフ
性格:控えめ
実数値:145-*-96-200-135-147
努力値:0-0-4-252-0-252
技構成:ムーンフォース/サイコショック/サイドチェンジ/まもる
持ち物:フェアリーZ
·C ムーンフォースフェアリーZで
Dが1段階上がったH252振りジガルデを確定1発
·S 準速
この構築で2匹目のカプ神。ほんとはこの枠はバレルやアマージョなどパルキアを保護するポケモンを入れてましたがパルキアとオーガの技構成的にシードジガルデとパルキアが重すぎたので急遽先制技も防げるテテフにフェアリーZを持たせて初手に出すことにしました。
結果的にパルキアとジガルデには勝てたので良かったのかなと思います。
性格:勇敢
実数値:202-180-114-*-110-58
努力値:252-228-28-0-0-0
技構成 : フレアドライブ/DDラリアット/ばかぢから/ねこだまし
持ち物:パワーウエイト
·HB A−1グラードンの断崖の剣を確定耐え
·A フレアドライブでH252振りアマージョ、モロバレル、ラランテスを確定1発
·S 最遅
サンルールの時とは変わり完全トリルアタッカーにしました。
パワーウエイトを持たせることでトリル下でアマージョやバレルより下からフレドラがうて、且つ全く読まれなかったのでめちゃくちゃ強かったです。
技構成に関してはばかぢからを入れることでガエンミラーやツンデに対してもかなりの打点になり、Dラリもバクアや叩きとは違いルナアーラや月食ネクロを倒しきれる場面が増え強かったです。
性格:勇敢
実数値:167-201-231-*-123-16
努力値:224-252-0-0-12-0
技構成 : ジャイロボール/いわなだれ/トリックルーム/まもる
持ち物:いのちのたま
·HB A−1グラードンの断崖の剣ダブルダメージを確定耐え
·HD 補正有りC2段階上昇のゼルネのムンフォを確定耐え
この構築の第2のトリル要因。基本的に相手にゼルネが居ると出すポケモン。
ガエン、コケコでくるくる回しながらトリルを貼るとパルキアと同じ扱いで使えさらにパルキアより高圧力なパワーで制圧できる。
命の球を持たせることで威嚇が入っても雪崩やジャイロでごり押せるのが最大の強みです。
特にグラードンに対してジャイロ+ガエンのフレドラで落とせることが多く色んな場面で活躍してくれました。
選出の仕方を簡単にまとめると、
基本初手パルキアコケコ裏オーガガエン選出。この場合はトリルボルチェンか守るボルチェンでガエンを出してトリル展開していく形です。
相手がグラゼルネとイベゼルネの場合はツンデガエンから入りゼルネを処理してからオーガで締める立ち回りでいきます。
他にもパルキアやジガルデ入り、ディアオーガには初手パルテテフから入りテテフで落としたいポケモンを落としてらいつものトリル展開に持ち込みます。
【最後に】
1番勝率の良い時の最高レートです
そしてこれが最終結果です
ムーンルールは環境初期の頃からトリルパルキアに目をつけていてあまり使ってる人は多くないと思っていましたが、
大会が終わってみると予選抜けラインまで行った人で使ってる人は一定数居てパルキア構築を使ってる人は勝ち組だったと言われてるくらい強かったのでこれに気づいていて使っていたのにも関わらず予選を抜けれかったのはあまりにも悲報でした...
今回抜けれなかったのはプレイングも安定しなかったのとトリル下でさすがにここは守るだろうという場面でゼルネがジオコンを積んでこられて負けたりともう少し色んな動き方を考えた上での立ち回りをできなかったからだと思いました。
そしてまたまた学校のテストと被っていてもう勘弁してくれという状態でさらにここで抜けれなかったことにより残りウルトラルールだけになり結果的に予選抜けもかなりギリギリになってしまい全ての予定が狂い、2019のGSはあまり良くない年になりました。
最後に時間があればサンムーンからウルトラサンムーンで使ってきた全ての構築をまとめた記事を出すかもしれないので良かったら読んでみてください!
最後まで読んで下さりありがとうございました!
inc(November)2ROM無敗20連勝から地獄の闇堕ち構築 神秘のネクロオーガスイッチ
ウルトラルールに引き続きinc(Nov)のサンルールで使った構築を紹介したいと思います。
主な成績はinc(November)で両ROM20連勝して2ROMとも無敗で1770くらいまでいけたこととwasレートで両ROM1867の25、26位、SDで2垢1750すぎで15、16位までいったことです。
レートやSDは予選前だったので目立たないようにあえて微妙なところで止めてますがそれでも全体的にこの世の終わりぐらい微妙な結果ですね...
(何が言いたいかと言うと去年の25-1を決めた全ダより勢いと勝率は良かったってことです...)
そしてこれが予選で使用した構築です
この構築はネクロオーガの構築の系統では結構使われていましたがそれに加えて色々環境に沿って型を変えていき何よりこの並びの動かし方にかなり自信を持っていたので正直勝てるだろうと思っていました。
まず、伝説枠についてですがサン、ムーンルールではグラードンの晴れでもオーガの潮吹きが決まる点から伝説のトリル枠+オーガがかなり強いと思いここから構築を組み始めゼルネにかなり強く耐久もあった日食ネクロを選び取り巻きはガエンやバレルで補助しつつ相手の催眠もテテフの神秘でケアしていました。
このパーティの強みは基本的に初手ネクロ+ガエン裏がオーガバレルかネクロ+バレルで裏オーガガエンでトリルを貼りガエンやバレルで相手の場を邪魔しネクロとオーガで制圧していくところです。
詳しくは個別解説の方で説明していきす。
【個別解説】
性格:勇敢
実数値:201-205-148-133-154-73
努力値:228-80-4-0-196-0
技構成:フォトンゲイザー/メテオドライブ/トリックルーム/まもる
持ち物:じゃくてんほけん
·A 攻撃を2段階下げられたらフォトンゲイザーが特殊になる調整
·HB 珠イベルタルのはたきおとす確定耐え
鉢巻グラードンの断崖の剣をダブルダメージで確定耐え
·S 最遅
この構築のトリル枠。とにかく耐久がありトリルを安定して貼れ、さらに持ち物の弱保のおかげで環境に飛び交っていたはたきおとすや弱点をついてくるポケモンに対しても返しの攻撃が上がった技でトリル下で制圧出来るのはめちゃくちゃ強かったです。
それでもグラードンやイベルタルから1発食らわないとトリルを貼れないという場面がよくあり予選では急所に当たって構築が崩壊したこともありトリル要因をもう少し考えるべきだったと感じました。
性格:冷静
実数値:207-*-111-222-160-85
努力値:252-0-4-252-0-0
技構成:しおふき/ねっとう/かみなり/まもる
持ち物:くろいてっきゅう
·HB A252振り日食ネクロのサイコフィールドフォトンゲイザーを最高乱数以外耐え
·HD 補正有りC252振りC2段階上昇のゼルネのムンフォを最高乱数以外耐え(補正無しだと確定耐え)
·S 最遅
最強のトリルアタッカー。サン、ムーンルールでは間違いなく最強だったポケモン。
トリル下でガエンやラランテスなどより先にしおふきが出せるのはめちゃくちゃ強かったです。
眼鏡との差別化は守れることと鉄球でSをさらに落とせることなのでそれを十分に生かせる構築だったと思います。
ルンパッパ
性格:控えめ
実数値:155-*-90-142-120-134
努力値:0-0-4-252-0-252
持ち物:いのちのたま
·控えめミラー意識の準速
相手のオーガルンパのゴリ押しがきついので入れたポケモン。最悪猫がが使えるのでネクロと並べて猫トリルの流れも作れるのでこの構築との相性も良かったです。
しかし予選直前に投げつける持ちの早いルンパが増えかなりきつかったので相手がオーガルンパ入りの構築だと初手にネクロルンパでネクロをテテフに下げて相手のルンパの猫を防ぎこちらのルンパが相手のオーガにくさむすびを入れて次のターン交代ケアでオーガ方向にねっとうとルンパにエスパー技をうつ立ち回りで何とかしてましたが少しでも想定外な行動を取られるときつかったのでもう少し対投げつけるルンパに対して考えておくべきでした。
カプ·テテフ
性格:控えめ
実数値:145-*-96-200-135-147
努力値:0-0-4-252-0-252
技構成:ムーンフォース/サイコショック/サイドチェンジ/しんぴのまもり
持ち物:きあいのタスキ
·全て極振りで特に調整は無し
この構築の1番のMVP技が入ってるポケモン。
ネクロのフォトンゲイザーの火力を底上げし先制技の猫やいたずらごころの挑発を防げる最強のサポーターかつアタッカー。
そしてMVPの技であるしんぴのまもりはまずサンルールの序盤にこの構築のある程度の軸は決まってましたがテテフを入れたいという関係でコケコは入れれずあとは催眠さえ対策すればめちゃくちゃ強いスイッチ構築が出来るという考えに至り唯一テテフの守るの枠が空いていたのでポケ徹でテテフの技欄を見ているとなんと神秘の守りを覚えることが発覚しこいつはどんだけ器用なんだと思いそく入れて試すことにしました。
そうすると全然読まれずトリルを貼るターンにバレルを出してくる相手に対して神秘トリルを決め相手のバレルを気にせずネクロやオーガでごり押すことができパーティは完成に近づきました。
サンルールが終わった頃テテフに神秘を入れている強者の人も居て考えは間違ってなかったと確信しました。
性格:意地っ張り
実数値:202-149-111-*-132-90
努力値:252-4-4-0-172-76
技構成 : フレアドライブ/はたきおとす/とんぼがえり/ねこだまし
持ち物:イアのみ
多分めちゃくちゃ調整してたけど忘れました。
とりあえずSはほとんどのガエンの上からねこだましを入れることのできる90にしていたのとトリルを貼った次のターンに後攻とんぼで安全にトリルアタッカーを出せたのでかなり気に入ってる型でした。
あと公式大会とかではここで初めてガオガエンを使いましたがサン、ムーンルールでは必須と言えるほど安定して強い猫威嚇要因でした。
性格:生意気
実数値:221-*-96-105-139-31
努力値:252-0-44-0-212-0
技構成:くさむすび/クリアスモッグ/キノコのほうし/いかりのこな
持ち物:ウイのみ
·HB 補正有り攻撃252振りネクロのフィールド無しフォトンゲイザーを最高乱数以外耐え
補正有り攻撃252振りグラードンの晴れ炎のパンチを高乱数で耐え
·HD 補正有り攻撃252振りカイオーガの雨しおふき+補正有り特攻252振りルンパの珠冷Bを確定耐え
·S 最遅
とりあえずゼルネとオーガ対策に入れましたがゲンシグラードンやウルネクが居ないサン、ムーンルールではバレル自体がめちゃくちゃささっておりめっちゃ強かったです。
ネクロのサポートもしっかりできグラゼルネやオーガゼルネに対してもこいつだけでかなり粘れるぐらい催眠を撒きくさむすびやクリスモでダメージも与えられ寝てるターンによればバレル1匹だけでも相手2匹を倒せられる可能性もあるぐらい強かったです。
選出の仕方を簡単にまとめると、
基本初手ネクロガエン裏オーガバレル選出。この場合は猫トリルから蜻蛉を展開してオーガとネクロで場を制圧してもらう感じです。
相手がオーガルンパ入りの時はネクロルンパから、相手に催眠持ちがいる時はネクロテテフから入ります。
他にも猫+挑発持ちが居る時はネクロバレルで初手ネクロを守らせながらバレルをガエンに引きワンテンポ遅らせたトリルの貼り方をしていました。
【最後に】
サンルールは予選前からもレートやSDでかなりの勝率を保てており予選2日目まで勝てていたので最後の3日目にボーダー予想していた1820〜1830くらいまで上げるつもりでしたが18チャレで1番重くプレイングで何とかしていたディアルガ入りの構築に当たり負けてしまいそこから流れが悪くなり毎回18チャレで初手のネクロに急所を当てられたりテテフが神秘を貼る前に素催眠を当てられたりプレイングも酷くなり完全に闇堕ちしてしまいました。
それでもさすがに2ROMあれば大丈夫だと思っていましたが段々精神的にもきつくなりプレイングも雑になり全部溶かしてしまいました...
さらに学校のテストも近かったため大会以外は勉強をしていたので日程的にも絶望でした。
結果的にここで抜けられなかったのはウルトラの考察時間にも響きかなり痛かったです。
またサンルールをやる時があればまたこの構築を使いたいと思いました。
最後まで読んで下さりありがとうございました!
引き続きムーンルールの構築も書きたいと思うのでそちらも良かったら読んでみてください!
2019全国大会、JCS予選使用構築ウルトラ式ルナグラエルフスイッチ
お久しぶりです。GSになってからサブロムとかの関係でサン、ムーンルールも記事を出してなかったので1年振りの構築記事になります。
サン、ムーンルールの構築も後日出すのでそちらも読んでもらえると嬉しいです!
ということで先日行われたJCS2019本戦で使用し、予選スイスドロー3-4で予選落ちしましたが4月のJCS予選から軸とした部分は同じなのでその構築を紹介していこうと思います。
まず、この構築のコンセプトですがタイトルにもある通りルナグラのスイッチです。後日出しますがサン、ムーンルールの頃からトリル要因の伝説枠+グラorオーガというコンセプトを軸に持ち構築を作ることをGSを始めるに当たって決めていました。
オンライン予選で使ったグラアーラスイッチとは全体的に型を変えて少しポケモンも変更しました。
ちなみに今回のJCS予選は1822の30位でTNムーンでした
そしてこれが予選で使用した構築です
本戦で使ったのと似てるようでかなり内容は変更しました。
このパーティの強みはルナアーラのトリルとドーブルのサポートで盤面を作っていき裏のトリルアタッカーのゲンシグラードンとメガクチートで制圧していくところです。
さらに相手に眠らせてくるポケモンが居たり威嚇持ちが多い時はカプ·レヒレを出してトリル下でグラードンより先に霧や怒りをしてグラの断崖で締める戦い方もかなり強かったです。
他にも予選も本戦も追い風枠を入れていてトリルが切れても切り替えせるようにしています。
あとは本戦で使ったパーティの方を個別解説で詳しく説明していきす。
【個別解説】
性格:控えめ
実数値:233-*-112-207-127-126
努力値:164-0-24-252-0-68
技構成:シャドーレイ/れいとうビーム/トリックルーム/まもる
持ち物:ルナアーラZ
·HB 攻撃を1段階下げた状態のA165ガオガエンの専用Zを高乱数耐え
·S 素早さ126以下のゲンシカイオーガ、ゲンシグラードン、カプ·レヒレ抜き
この構築唯一のトリル起動員。選出は100%
まずルナアーラはサン、ムーンの頃、環境に大量に居るガオガエンやあくタイプの中でめちゃくちゃ強いイベルタルなどにかなり弱いことがあり使う気にはなれなかったんですがウルトラでゲンシグラカイが出たおかげでガエンの処理が少しは楽になりルナZの通りも結構良く使ってみようと思い使ってみたらめちゃくちゃ強くて完全に食わず嫌いでした。
型に関しては予選の段階では冷静最遅にしてましたがあまりにもトリル下でS最遅90族抜きや最遅のガエンのバクアやガエンZがきつかったため控えめにしてガエンに何かをされる前にガエンの隣によくいる盤面作りをしてくるレヒレなどをルナZ+ドーブルの手助けと合わせて落としてからドーブルのサポートをしつつトリルを貼りいつものトリル展開を作るというワンテンポ遅らせた戦術をするのが今の壁貼りレヒレなどが居る環境では良いと思いだいたい少しSを早くしたレヒレやSに少し振ったオーガを抜かせるSを126まで上げましたが全国大会ではもっと早いレヒレが普通にいたりしてどうせ早くするならもっと早くするかもう遅くするかにした方が良かったのかなと思いました。
技に関してれいとうビームは入れてる人はスカーフルナアーラぐらいしか見なくて自分は予選からかなり強いと思い入れていました。
特に重力展開をしない場合のマンダやランドがきついのでそこらへんにかなり安定してうてる点や後出しが結構読みやすいレックウザに対してメガしてない序盤に冷Bを当てることが出来ればかなり致命傷を追わせれるのでテテフが入ってないとショックより強いと感じました。
性格:勇敢
実数値:189-207-160-120-142-85←ゲンシカイキ前
189-240-180-170-142-85←ゲンシカイキ後
努力値:108-148-0-0-252-0
技構成:だんがいのつるぎ/ほのおのパンチ/みがわり/まもる
持ち物:べにいろのたま
·H 4n+1
·A 余り
·D 補正あり252振りゲンシグラードンの大地の力最髙乱数以外耐え
·S 最遅
最強のトリルアタッカー。
基本的に相手にガエンが居ないことはほぼ無いので絶対に選出して1番大切に扱わないといけないポケモン。不意の水技もだいたい固いので1発は耐えますがレヒレレックなどの構築の時はかなり慎重に動かさないといけません。
予選の段階ではみがわりは地団駄、そして直前までドラクロにしてましたが固いレックも増え霧が打てない時に威嚇を回されるとかなり腐るのでトリル最終ターンとかにめちゃくちゃささるみがわりを入れました。みがわりを貼ると威嚇や猫を気にせず動けるのが強かったです。
既に威嚇が入っていてもドーブルの手助けと合わせればガエンを一撃で倒せ構築との相性も良かったです。
性格:生意気
実数値:177-*-147-116-187-81
努力値:252-0-92-8-156-0
技構成:ムーンフォース/しぜんのいかり/くろいきり/じゅうりょく
持ち物:フィラのみ
·HB 補正無しA232メガレックウザの鉢巻ガリョウテンセイ最高乱数以外耐え
·HD 補正無しC183ゼルネアスの特攻+2フェアリーオーラムーンフォース確定耐え
·S 最遅
催眠対策とグラードンを1番良くサポートできるポケモン。耐久と木の実の相性が良すぎてめちゃくちゃ信用出来るポケモンでした。
最初は重力が癒しの波動になっていましたがクロバットやランドロスがいる環境でグラードンが通しにくくなっていて重力を入れましたが威張るが無くても霧があれば結構相性は良く強かったです。
でも威張るの方が制圧力は高いのは事実ですがどうしてもゼルネに対して霧は欲しいのでそれと相性を良くするため重力単体で使うことにしました。
レヒレの技構成は入れたい技がほんとに多くて直前まで悩んでました。特に大会近くに構築相談した相手に守るを入れると強そうだという話も上がり試してましたが基本的にトリル下で仕事をするこの構築ではレヒレに守るは勿体ないと感じ採用を見送りました。
性格:腕白
実数値:162-*-95-*-66-95
努力値:252-0-252-0-4-0
技構成:このゆびとまれ/ワイドガード/てだすけ/ニードルガード
持ち物:きあいのタスキ
·HB 威嚇込みで補正無しA特化メガガルーラのすてみタックル耐え
このドーブルの1番の醍醐味はあまり読まれない手助けでルナZにのせて耐久調整してある厄介なポケモンを初手から落としていける点です。
手助けはBo3で技がバレても相手に守るを持っていない方向などにはかなり安定してうてるので分かられてても強いと思い入れましたが今考えると直前にオーガレックにレヒレが入ってる構築に対してレヒレを手助け+ルナZで落とすのでその後のオーガの全体攻撃がきつすぎたのでワイガを入れましたが猫を抜いたのは良くなかったのかなと思いました。
これはほんとに前日まで悩んでいて今考えるとSがかなり早いレヒレなども多かったのでそもそも手助けをする前に壁を貼られたりする可能性もあったので手助けの使うのは難しかったのかなと今でも考えています。
それでもこの指とワイガの択を出せたりとドーブル有りきのルナアーラだったのでどの試合でも活躍してくれました。
性格:勇敢
実数値:157-132-105-*-93-49←メガシンカ前
157-154-145-*-133-49←メガシンカ後
努力値:252-116-0-0-140-0
技構成:じゃれつく/イカサマ/ふいうち/まもる
持ち物:クチートナイト
·A 11n
·HD C252振りカイオーガの雨根源をダブルダメージで最高乱数以外耐え
補正なしC252振りウルトラネクロズマの大地の力最高乱数以外耐え
·S 最遅
この構築唯一のメガ枠。
今年もメガガルーラを使いたかったんですが色々試していくうちにこのトリル軸はこの指なども使えないとルナアーラの補助を完璧に出来ないことや威嚇が昔よりさらに増えてさすがにメガ枠で使うのは勿体ないと感じ火力がとんでもなくありゼルネアスやイベルタルに強いクチートを採用しました。
そしてトリルが切れてもグラやルナで削ったポケモンを不意打ちで締める流れが強かったですがどうしてもバレルやドーブルが居るとレヒレを出さざる負えなくなりクチートがささっていても出せない時が頻繁に出てきて悩まされました。
イカサマはトリル下でグラードンに対して良いダメージを入れれたり日食ネクロズマにもしっかりした打点が持てました。
性格:控えめ
実数値:135-*-106-141-95-168
努力値:0-0-4-252-0-252
持ち物:フェアリーZ
·C ムーンフォースフェアリーZで、
チョッキorシード以外のイベルタルを確定1発
HD寄りメガボーマンダを確定1発
·S 最速100族抜き
イベルタルがめちゃくちゃきつかったので入れたポケモン。葉緑素なのでこごかぜを入れられても早く動けたのとマンダの上から攻撃出来たのは強かったです。
元々この構築はルナドーブルレヒレグラクチートの5匹で完成してる感じがありラストの枠はだいたい地面の一貫を消すためにマンダなどを入れるのが多いと思いますが実際なかなか出せずむしろきつい構築が多いのに変わりはないのでこの枠で補おうと思い予選抜けした後メガヘルガーやメガデンリュウを考えてましたがどれも微妙だと感じたので最終的に葉緑素アタッカーのエルフーンにすることにしました。
全国大会ではイベルタルに1回も当たらず1度も選出出来なかったので残念でした...
選出の仕方を簡単にまとめると、
基本ルナドーグラレヒレorクチート選出。この場合はこの指トリルから展開してグラードンやクチートで場を制圧してもらう感じです。
もう1つの立ち回りは相手の並びがガエンレヒレやオーガガエンの場合に初手手助け+ルナZで初手から盤面作りをしてくるレヒレかアタッカーのオーガを倒す戦法です。
あとグライベにはグラエルフから入りルナゼルネガルーラにはルナクチートから入り初手ルナ守るのクチートをドーブルに引き次のターンこの指トリルでガルルナをしのいでいましたがこれが通らなかったらかなりきついです。
基本は最初の2パターンの戦法で戦います。
【対戦レポート】
今年も顔も名前も知らない人も多く居たので対戦表を見ても誰か分からないだろうと思っていたら1戦目の相手がまさかのryokonさんで自分と同じ去年予選で勇敢ガルーラを使っていた人で1度対戦したかったので去年に引き続き初戦の相手が豪華だなと思いました。
相手のパーティはオーガレックだったので手助け+ルナZから展開しようと思い相手の初手のオーガに対してうちこみました。しかし遅いオーガだったためギリ耐えられましたが相手は潮吹きを選択してたのであとは裏のクチートの不意打ちで縛れていたのでいつものトリル展開をしましたがそれでもかなりお互い慎重に立ち回っていたので時間が切れましたがHP的にも残数でも勝っていたので勝つことができました。
これで2年連続初戦は勝つことができ幸先が良かったのですが2戦目はルナゼルネで自分のルナグラの構築と似たようなのに大会前に当たっていたらしく初手ルナクチからのクチート下げでドーブルに引きルナが守る立ち回りがバレていたらしくクチート側にガルーラのけたぐりとルナのショックを打たれていて完全に初手で終わりを痛感しました。それでもかなり頑張って立ち回っていましたが負けてしまいました。
でもこれは立ち回りがバレてる人と当たって運が無かったとも考えられますがそもそもルナゼルネに対して1戦目の勝ち方がその動きしか無い時点でガバガバすぎたのでもっと構築自体を見直すべきだったと思いめちゃくちゃ萎えてました。
そして3戦目はグラ日食ネクロで結構有利な展開にもっていってたのに相手がこちらのみがわりを貼ったグラが威嚇をもらっていないと思っていたらしくトリル最終ターンに相手のグラが動いてきてこっちは相手のウルネクが守らない可能性があると思いグラにシャドレと断崖を集中しなかったのでそこから負けてしまいました。その時グラ方向にシャドレをうっていたら2勝1敗になっていたので完全にミスって精神状態もやばかったです。
いよいよ後が無くなって4戦目はオーガレックで思っていた選出と違うのが来てここで初めてドーブルに猫を入れておけば良かったと思いました。この試合は普通に負けてもう3敗したので決勝トーナメントにでは無く世界大会の権利を狙って対戦するしかなくなりました。そして5戦目はまたオーガレックで今度は勝ちで6戦目のレックゼルネはかなり良い試合でこれも猫があれば勝ててた対戦で完全にパーティの完成度が低すぎたのも負けている原因の1つなのに気づきため息しか出ませんでした。
そして7戦目はもう世界大会に行けないのがお互い確定してたのでいつものピリピリ感は無くとても楽しく試合が出来ました。
これで今年のPJCSは終わってしまいました。
さらに悔しかったのは上位にもルナグラが何人か居たり似たような構築も居て構築の完成度の違いを見せつけられてかなり考えさせられた日でした。
【最後に】
今回も去年と同じでかなりの人達にフレ戦をしてもらいましたが特に似たようなルナグラ使いの人に相談したい時にめちゃくちゃアドバイスをくれたシリルさんとすわさん、そして直前まで構築全体の相談にのってもらったげべぼさん、てんていさん、hiyokoさん本当にありがとうございました!
ルナグラの中で1番強いと思える完成系は持っていけず負けたことより、もし決勝トーナメントに行けててもすぐに負けてそうと思ったくらい他人のルナグラを見ているとそう感じたので来年以降全国行けたら構築自体も完璧なのを持っていきたいと思いました。
久々に構築記事を書きましたが最後まで読んで下さりありがとうございました!
2018全国大会ベスト16、inc(January)予選5位(1820)使用構築 アローラ式ガルクレセスイッチ
はじめまして、ファイツ(@faitu_wcs_poke)
というものです。
前にエモルガムの記事に書いたことはありますが自分でブログを使って記事を書くのは初めてなのでおかしいところがあるかもしれませんがその時は間違ってるところを知らせてもらえると嬉しいです。
ということで先日行われたJCS2018本戦で使用し、予選スイスドローを5-2で抜け、決勝トーナメント2回戦敗退のベスト16(世界大会Day1権利獲得)をした構築を紹介していこうと思います。
まず、この構築のコンセプトですがタイトルにもある通りガルクレセのスイッチです。これ自体は前に使っていたトリルCHALKFと構築内容は似ていますがあれを元にほぼ新しい構築と同じくらい改良しポケモンも変えています。
しかし、この構築も実は予選で使った構築に少し改良を加えてポケモンは1匹だけ変更したパーティなので自分が作ったアローラ式ガルクレセスイッチの原型は予選で使用した構築になります。
ちなみにinc(January)予選は1820の5位でTNムーンでした
そしてこちらが予選の時の使用構築になります
本戦で使ったのとかなり同じでそれくらいこの構築に自信がありました。
このパーティはクレセガルドラン@1の基本選出が圧倒的な強さを誇ってます
なんと言ってもこの構築のギミックの1つであるクレセドランのS関係です。クレセリアは最遅でヒードランはクレセの最遅81よりトリル下で1遅い82にしてトリル中にクレセが日本晴れからのドランの熱風が決まるようにしてあります。このギミックはかなり決まりやすく後出しの雨降らしポケモンや既に天候が違う盤面に突き刺さりました。このおかげで雨パにはほぼ負けませんでした。
その他にも強かったポイントはランドロスが物理特化で命の球を持たせているところです。ランドロスと言えば最近激増した特殊型やスカーフ、チョッキ、Zなどが主流だと思いますが自分は球を持たせました。理由は色々ありますがとにかくレヒレやガエンなど今環境にいるポケモン達にかなりのダメージを与えられ他のポケモンの技の圏内に入ることが多く、カビゴンやポリゴン2など耐久のあるポケモンにも大きく削ることができ有利な試合展開に持っていきやすくとても活躍してくれました。
あとは本戦で使ったパーティの方を個別解説で詳しく説明していきす。
【個別解説】
ガルーラ
性格:勇敢
実数値:191-156-101-*-126-85←メガシンカ前
191-189-121-*-146-94←メガシンカ後
努力値:84-212-4-0-204-0
持ち物:ガルーラナイト
·H 16n-1
·B A216霊獣ランドロスのばかぢから最高乱数以外耐え
·D C147カプ・コケコのエレキフィールド込み10万ボルト電気Zを確定耐え
C211メガリザードンの晴れオバヒ確定耐え
·S 最遅
この構築のエースでもあり自分がORASから使い続けてきたポケモン。全国ダブルが決まった時から使うと決めてました。
一般的なHDメガガルーラとの違いはSに振らなくて良い分違うところに振れる点です。
ガオガエンとランドロスの2枚威嚇がきつすぎますが普通に耐久あってアタッカーになる猫要因は安定して強いです。
性格:意地っ張り
実数値:189-216-110-*-108-111
努力値:196-252-0-0-60-0
技構成:じしん/ストーンエッジ/ばかぢから/ま もる
持ち物:いのちのたま
·H 10n-1(球の反動が最小になる調整)
·A ダブルダメージの地震、ばかぢからで200-111ガオガエンを確定1発
ストーンエッジで196-106サンダーを確定1発
·D 補正なしC127までのクレセリアのれいとうビーム最高乱数以外耐え
このパーティ唯一の威嚇枠。Sが無振りなのでレヒレとのS関係が微妙ですが最近のレヒレはSに振っているのが多くなってきているのでほぼトリル下で先に動けて地震+クレセリアの攻撃で倒せるようにしています。
性格:控えめ
実数値:175-*-137-161-151-105
努力値:236-0-16-252-4-0
技構成:だくりゅう/ねっとう/ムーンフォース/トリック
持ち物:こだわりメガネ
·H 16n-1
この構築のカプ神。有能なタイプ性能で火力も高く安定してトリル下のアタッカーとして活躍してくれる。トリックはラッキー対策を筆頭にテッカグヤやクレセリアなど技を固定すると放置できそうなポケモンに撃つのが強いです。
ゲンガー
性格:臆病
実数値:135-*-80-182-96-178
努力値:0-0-0-252-4-252
持ち物:ゴーストZ
·C シャドーボールゴーストZでメガメタグロス、ゴチルゼル、カプ・テテフなどを確定1発
·最速
この構築の奇襲枠。この枠は予選の時はカミツルギになっていましたが3月に入った頃威嚇ガエンが解禁されたことで一気にこの構築の強さが衰えてきました。このままだと勝てないと思い元々重かったギルガルドをワンパンできてガオガエンを簡単に落とせるポケモンを探した結果、トリルとの相性が非常によくスイッチトリルの形を成功させやすいZみちづれが使えるゲンガーに行き着きました。実際に使ってみるとほとんどがクレセゲンガーと並べると叩きがとんでくるのでZみちづれでゲンガー側に攻撃を引き寄せて退場しそのターンにトリルを貼り綺麗なスイッチの形が成功し裏からトリルアタッカーを出すことでトリルターンの節約にもなりかなりガエン入のパーティとの勝率が上がりました。
性格:冷静
実数値:227-*-140-139-151-81
努力値:252-0-0-252-4-0
技構成:サイコキネシス/れいとうビーム/にほんばれ/トリックルーム
持ち物:エスパーZ
·H A165ガオガエンのはたきおとす確定3発
·C サイコキネシスエスパーZでH4振りカプ・コケコを最低乱数以外確定1発
·D C156雨ルンパッパのハイドロポンプみずZを確定耐え
·S最遅
このポケモンが居てこその構築と言っていいほど重要なポケモン。ほぼ選出は100%
トリルやにほんばれなどサポートよりのことをしつつエスパーZやれいとうビームでしっかりとある程度のダメージを与えられるのでトリルを貼ったあとも仕事ができる。他にもカプ・テテフが流行ってた時に挑発が当たり前のようにとんできてたのでZトリルがめちゃくちゃ強かったです。さらにZなので今大量に居るガオガエンの叩きのダメージも抑えられて回復ソースがない以外はメリットばかりです。
性格:冷静
実数値:198-*-126-200-127-82
努力値:252-0-0-252-4-0
技構成:ねっぷう/だいちのちから/みがわり/まもる
持ち物:シュカのみ
· C 日照り込でダブルダメージのねっぷうで175-145メガメタグロスを高乱数で確定1発
·D C147カプ・コケコのエレキフィールド込み10万ボルト電気Zを確定耐え
·S 個体値21
トリルアタッカーの1匹。みがわりの枠は直前までめざめるパワー(氷)だったんですがあまり使う機会が無く逆にトリル最終ターンに相手が両まもるしてくる時とかにみがわりが欲しい場面の方が多かったので採用しました。本番は全然使わなかったんですけど本戦にメガボーマンダがかなり多かったのでめざパでもいいと思いました。
あと草Zドランを使いたかったところですがZ枠が多すぎることやBO3になったときに2戦目以降シュカじゃないのがバレた状態のヒードランは動かしにくいと考えたので採用を見送りました。
選出の仕方を簡単にまとめると、
基本クレセガルドランレヒレorランド選出。この場合は猫トリルから展開してメガガルーラで場を荒らしてから裏のトリルアタッカーで残りのポケモンを処理してもらう感じです。
もう1つの選出は相手のパーティを見てあまりにもガルーラが初手から展開できない場合はクレセゲンガーから選手してZみちづれで退場して裏からトリルアタッカーを出すって感じです。
あとはパーティによってはたまにクレセから入らない場合もありますが基本はこの2パターンの選出の仕方です。
【対戦レポート】
まず全国大会は本名で対戦表が貼られるので多分対戦相手の名前を見ても誰か分からないだろうと思っていたら1戦目でまさかのもりやまさんとでした。個人的に2015年の全国大会の動画を度々見てモチベを上げていたくらいその年に出ていた人達に憧れていたのでまさかその内の1人と初戦で当たれるのは嬉しすぎました。
相手のパーティはカミツルギ入のガルーラスタンだったので、
初手相手はランドクレセからでこちらはクレセガルーラから出しました。
1ターン目、当初のプラン通り相手のランドは蜻蛉からのガルーラ出しだと予想しランド側にエスパーZとすてみタックルを集中しました。
そうすると予想通り蜻蛉からのガルーラだったので初手でガルーラを処理することに成功し、そこからはトリル展開からのドランやレヒレ出しで残りのポケモンを倒して勝ちでした。
そしてなんとか初戦負けの最悪の事態は免れそこから勢いつくと思い2戦目に挑みましたがラストターン相手のコータスに自分のドランのだいちがHP1で耐えられ負けました。あの時はめちゃくちゃ悔しくてしばらく萎えてました。
次に気持ちを切り替えて3戦目でしたが初手の判断を誤りガルーラが初手から居なくなる失態をしてしまい負け。
もうあとがない状態になりここから連勝しないと予選は抜けられない事態になりかなりプレッシャーがありましたがここから4戦目はマンダ軸にプレミもありましたが勝ち、5戦目はカメツルギでプラン通りの動かし方が出来て勝ち、6戦目はバシャキザンで途中相手の場がクレセカビの時こちらのガルーラがサイチェン読みけたぐりをクレセにうちましたが相手はサイチェンをしておらず爆死してしまいやばかったですがなんとか勝ちで3連勝し4-2になりあと1勝すれは予選抜け確定のところまでもってきました。
そしていよいよ予選ラスト試合の7回戦目、対戦相手の名前を見るとまさかのホナミショウマと書いてありまさかのここに来て憧れでもあり1度は戦いたかったビエラさんと当たることになりました。しかも現状ビエラさんも4-2でこの試合に勝った方が5-2になり予選抜け確定になるとても大事な場面でした。
そして緊張する中試合が始まり序盤中盤と上手く相手のZのタイミングでまもったりして慎重に立ち回り途中で集中攻撃でこちらのヒードランが落ちてしまいまずかったですが最後はクチートランドロス対面を作り読み合いを制し見事勝つことができました!
素直にこの時の気持ちは最高の気分でした。
そして、長い予選が終わり結果発表があり見事予選を突破し世界大会Day1の権利とベスト32に入ったら貰えるオリジナルTシャツと帽子を貰い少し休憩を挟み決勝トーナメントに挑みました。
そこで待っていた相手はまさかの予選で1度負けた相手でした。一瞬頭が真っ白になりました。まさかこれだけ人数がいる中で予選で当たってる人とまた当たるなんて実質BO4でした。しかし試合が始めるまで必死に予選のことを思い出しどうやったら勝てるかをその一瞬のあいだに考え見事そのプランが通りストレートで勝つことができました。
ここから負けたら負けた選手の前でリストバンドが切られる悔しいことをされるので絶対に勝ちたいと思いました。
そして気づけばベスト16まで来てるのでこれはもう勝つしかないなと思い次の対戦席へ行くとなんとげべぼさんが待っていました。
この日はなんて豪華なマッチなんだと思いながら握手を交わし勝負が始まりました。
げべぼさん(ボーマンダ、 カプ・レヒレ、ガオガエン、モロバレル、ギルガルド、カプ・コケコ)
1戦目:まずこの構築を見てゲンガーのZもクレセのZも使いたい感じがしたのでZを上手く使い遅いポケモンを先に倒しつつトリルを貼れば勝てるなと思いそのプランを組みました。
実際に初手相手はレヒレバレルでこちらがクレセゲンガーで、
1ターン目:バレルにクレセのエスパーZでゲンガーはバレルの粉でヘド爆が吸われレヒレは瞑想だったと思います。
2ターン目:バレルを初手で落とし裏からガオガエンが出てきましたが作戦通りゲンガーのみちづれが決まり開幕2ターンで処理したかったポケモンを2匹も持っていくことに成功しました。
3ターン目:しかし悲劇はここからでした。ゲンガーがみちづれ決めたターンにクレセがトリルを決めていてあとはレヒレとマンダをこちらのクレセリア、ランドロス、ガルーラで詰めていったら勝ちなのでとりあえずゲンガーが落ちたターンに相手は威嚇が残ったマンダが残っていたのでガルーラから出してレヒレに猫でクレセリアはマンダにれいとうビームを選択。そうするとマンダにれいとうビームが避けられてしまいました。序盤に1度レヒレのだくりゅうでクレセリアの命中が下がっていたのがここに来て効いてきました。そしてガルーラ方向に八つ当たりがきました。JCS本戦で使われてるマンダは恐らくクレセリアのれいとうビームくらいは耐えるように調整してるはずなのでかなり痛かったですが、まだ次当てればランドロスで何とかなるのでまだ勝ちは見えてました。
4ターン目:確かこのターンもクレセリアがれいとうビームを外しもういよいよやばくなってきてました。レヒレはまもるをしてたと思います。そしてマンダにガルーラが落とされHPが少し削られてるクレセリアと満タンのランドロスだけが残り、相手はHP満タンのメガボーマンダとガルーラの猫騙しダメージだけが入っているカプ・レヒレです。しかしまだトリルターンは切れないので恐らくランドの方がレヒレより下から攻撃出来るはずと思っていたで地震+サイキネでレヒレを処理しマンダの攻撃は威嚇を入れているのでどちらも耐えエッジを当てるかれいとうビームを2回当てれば勝ちだったので全然正気はあり落ち着いてました。
5ターン目:そして運命のターン、クレセリアがサイキネをレヒレに見事に外しランドがレヒレより先に地震が入り赤ゲージまで減り耐えられました..
そしてレヒレは水Zでランドがワンパンされトリルのターン的にサイキネをレヒレに1発とマンダにれいとうビーム2発打ち込む前にマンダの攻撃で落ちてしまい完全に勝てたと思っていた試合を落としてしまいかなりパニクってました。
2戦目:ここからはかなり試合内容の記憶が怪しいですがけべぼさんの選出は1戦目と変わらず初手も同じでした。自分はもうゲンガーは使えないと思いクレセガルから入り裏はレヒレとドランでした。
1ターン目はレヒレが守ってバレルがガエンに引くのが読めたのでバレルにすてみタックルでクレセリアをレヒレに下げました。でも今考えるとどの道相手のレヒレにSが負けていてバレルに対しても何もできないので普通にトリルから入ってレヒレをエスパーZとすてみで縛る方が良かったかと思ってきました。
このあとはレヒレに瞑想1済み水Zをガルーラに入れらバレルの胞子でクレセが3ターンか4ターン眠らされ、にほんばれやエスパー技を撃てずにずるずると負けに直行していき負けました。
自分のPJCS2018はここで終わってしまいました。1戦目は運がかなり絡んでいましたが2戦目は3、4ターンクレセが寝てた以外は普通だったので1本取られて2本取り返すくらいのプレイングが無かったのもありここに来て運に見放されたのもあり色々思い返すと悔しい気持ちがめちゃくちゃあった試合でした。
【最後に】
この構築はかなり前から動かしていて大会近くになるとレートはできないのでフォロワーさん達に頼んでフレ戦だけでも同じ人を合わせると70試合以上はやったと思います。本当に対戦してもらった人達はありがとうございました。
それと共に自信もあったので今回全国大会初参加でベスト16は悔しい結果でした。
wcsは自費で行かないといけないことや家庭の都合などで行けるか怪しいですが、どちらにせよ来年はこの悔しさをバネに優勝狙って頑張りたいです。
初めて自力で構築記事を書きましたが最後まで読んで下さりありがとうございました!