ファイツの草Zブログ

更新頻度は低めですが主に大会などで使用した構築を紹介していきます。

2019全国大会、JCS予選使用構築ウルトラ式ルナグラエルフスイッチ

お久しぶりです。GSになってからサブロムとかの関係でサン、ムーンルールも記事を出してなかったので1年振りの構築記事になります。

サン、ムーンルールの構築も後日出すのでそちらも読んでもらえると嬉しいです!

 

ということで先日行われたJCS2019本戦で使用し、予選スイスドロー3-4で予選落ちしましたが4月のJCS予選から軸とした部分は同じなのでその構築を紹介していこうと思います。

                     

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まず、この構築のコンセプトですがタイトルにもある通りルナグラのスイッチです。後日出しますがサン、ムーンルールの頃からトリル要因の伝説枠+グラorオーガというコンセプトを軸に持ち構築を作ることをGSを始めるに当たって決めていました。

 

オンライン予選で使ったグラアーラスイッチとは全体的に型を変えて少しポケモンも変更しました。

 

ちなみに今回のJCS予選は1822の30位でTNムーンでした

                     

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       そしてこれが予選で使用した構築です

 

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本戦で使ったのと似てるようでかなり内容は変更しました。

 

このパーティの強みはルナアーラのトリルとドーブルのサポートで盤面を作っていき裏のトリルアタッカーのゲンシグラードンメガクチートで制圧していくところです。

 さらに相手に眠らせてくるポケモンが居たり威嚇持ちが多い時はカプ·レヒレを出してトリル下でグラードンより先に霧や怒りをしてグラの断崖で締める戦い方もかなり強かったです。

  他にも予選も本戦も追い風枠を入れていてトリルが切れても切り替えせるようにしています。

 

あとは本戦で使ったパーティの方を個別解説で詳しく説明していきす。

 

 

 

【個別解説】

 

     ルナアーラ

 

         

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性格:控えめ

 実数値:233-*-112-207-127-126

 努力値:164-0-24-252-0-68

 技構成:シャドーレイ/れいとうビーム/トリックルーム/まもる

 持ち物:ルナアーラZ

 

 ·HB 攻撃を1段階下げた状態のA165ガオガエンの専用Zを高乱数耐え

 ·S 素早さ126以下のゲンシカイオーガゲンシグラードン、カプ·レヒレ抜き

 

この構築唯一のトリル起動員。選出は100%

 

まずルナアーラはサン、ムーンの頃、環境に大量に居るガオガエンやあくタイプの中でめちゃくちゃ強いイベルタルなどにかなり弱いことがあり使う気にはなれなかったんですがウルトラでゲンシグラカイが出たおかげでガエンの処理が少しは楽になりルナZの通りも結構良く使ってみようと思い使ってみたらめちゃくちゃ強くて完全に食わず嫌いでした。

 

型に関しては予選の段階では冷静最遅にしてましたがあまりにもトリル下でS最遅90族抜きや最遅のガエンのバクアやガエンZがきつかったため控えめにしてガエンに何かをされる前にガエンの隣によくいる盤面作りをしてくるレヒレなどをルナZ+ドーブルの手助けと合わせて落としてからドーブルのサポートをしつつトリルを貼りいつものトリル展開を作るというワンテンポ遅らせた戦術をするのが今の壁貼りレヒレなどが居る環境では良いと思いだいたい少しSを早くしたレヒレやSに少し振ったオーガを抜かせるSを126まで上げましたが全国大会ではもっと早いレヒレが普通にいたりしてどうせ早くするならもっと早くするかもう遅くするかにした方が良かったのかなと思いました。

 

技に関してれいとうビームは入れてる人はスカーフルナアーラぐらいしか見なくて自分は予選からかなり強いと思い入れていました。

特に重力展開をしない場合のマンダやランドがきついのでそこらへんにかなり安定してうてる点や後出しが結構読みやすいレックウザに対してメガしてない序盤に冷Bを当てることが出来ればかなり致命傷を追わせれるのでテテフが入ってないとショックより強いと感じました。

 

     

      グラードン

 

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性格:勇敢

 実数値:189-207-160-120-142-85←ゲンシカイキ

               189-240-180-170-142-85←ゲンシカイキ

 努力値:108-148-0-0-252-0

 技構成:だんがいのつるぎ/ほのおのパンチ/みがわり/まもる

 持ち物:べにいろのたま

 

·H 4n+1

·A 余り

·D 補正あり252振りゲンシグラードンの大地の力最髙乱数以外耐え

·S 最遅

 

最強のトリルアタッカー。

 

基本的に相手にガエンが居ないことはほぼ無いので絶対に選出して1番大切に扱わないといけないポケモン。不意の水技もだいたい固いので1発は耐えますがレヒレレックなどの構築の時はかなり慎重に動かさないといけません。

 

予選の段階ではみがわりは地団駄、そして直前までドラクロにしてましたが固いレックも増え霧が打てない時に威嚇を回されるとかなり腐るのでトリル最終ターンとかにめちゃくちゃささるみがわりを入れました。みがわりを貼ると威嚇や猫を気にせず動けるのが強かったです。

既に威嚇が入っていてもドーブルの手助けと合わせればガエンを一撃で倒せ構築との相性も良かったです。

 

 

       カプ・レヒレ

 

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性格:生意気

 実数値:177-*-147-116-187-81

 努力値:252-0-92-8-156-0

 技構成:ムーンフォース/しぜんのいかり/くろいきり/じゅうりょく

 持ち物:フィラのみ

 

·HB  補正無しA232メガレックウザの鉢巻ガリョウテンセイ最高乱数以外耐え

·HD 補正無しC183ゼルネアスの特攻+2フェアリーオーラムーンフォース確定耐え

·S 最遅

 

催眠対策とグラードンを1番良くサポートできるポケモン。耐久と木の実の相性が良すぎてめちゃくちゃ信用出来るポケモンでした。

 

最初は重力が癒しの波動になっていましたがクロバットランドロスがいる環境でグラードンが通しにくくなっていて重力を入れましたが威張るが無くても霧があれば結構相性は良く強かったです。

でも威張るの方が制圧力は高いのは事実ですがどうしてもゼルネに対して霧は欲しいのでそれと相性を良くするため重力単体で使うことにしました。

 

ヒレの技構成は入れたい技がほんとに多くて直前まで悩んでました。特に大会近くに構築相談した相手に守るを入れると強そうだという話も上がり試してましたが基本的にトリル下で仕事をするこの構築ではレヒレに守るは勿体ないと感じ採用を見送りました。

 

     

       ドーブル

 

           f:id:faitu-poke:20190612192330g:image

 

性格:腕白

 実数値:162-*-95-*-66-95

 努力値:252-0-252-0-4-0

 技構成:このゆびとまれ/ワイドガード/てだすけ/ニードルガード

 持ち物:きあいのタスキ

 

·HB 威嚇込みで補正無しA特化メガガルーラすてみタックル耐え

 

ほぼ先発ルナアーラと一緒に投げるポケモン

 

このドーブルの1番の醍醐味はあまり読まれない手助けでルナZにのせて耐久調整してある厄介なポケモンを初手から落としていける点です。

手助けはBo3で技がバレても相手に守るを持っていない方向などにはかなり安定してうてるので分かられてても強いと思い入れましたが今考えると直前にオーガレックにレヒレが入ってる構築に対してレヒレを手助け+ルナZで落とすのでその後のオーガの全体攻撃がきつすぎたのでワイガを入れましたが猫を抜いたのは良くなかったのかなと思いました。

 

これはほんとに前日まで悩んでいて今考えるとSがかなり早いレヒレなども多かったのでそもそも手助けをする前に壁を貼られたりする可能性もあったので手助けの使うのは難しかったのかなと今でも考えています。

 

それでもこの指とワイガの択を出せたりとドーブル有りきのルナアーラだったのでどの試合でも活躍してくれました。

 

       

        クチート

 

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性格:勇敢
 実数値:157-132-105-*-93-49←メガシンカ

               157-154-145-*-133-49←メガシンカ

 努力値:252-116-0-0-140-0

 技構成:じゃれつく/イカサマ/ふいうち/まもる

 持ち物:クチートナイト

 

·A 11n

·HD C252振りカイオーガの雨根源をダブルダメージで最高乱数以外耐え

       補正なしC252振りウルトラネクロズマの大地の力最高乱数以外耐え

·S 最遅

 

この構築唯一のメガ枠。

今年もメガガルーラを使いたかったんですが色々試していくうちにこのトリル軸はこの指なども使えないとルナアーラの補助を完璧に出来ないことや威嚇が昔よりさらに増えてさすがにメガ枠で使うのは勿体ないと感じ火力がとんでもなくありゼルネアスやイベルタルに強いクチートを採用しました。

 

そしてトリルが切れてもグラやルナで削ったポケモンを不意打ちで締める流れが強かったですがどうしてもバレルやドーブルが居るとレヒレを出さざる負えなくなりクチートがささっていても出せない時が頻繁に出てきて悩まされました。

イカサマはトリル下でグラードンに対して良いダメージを入れれたり日食ネクロズマにもしっかりした打点が持てました。

 

       

        エルフーン

 

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性格:控えめ

 実数値:135-*-106-141-95-168

 努力値:0-0-4-252-0-252

 技構成:ムーンフォース/くさむすび/おいかぜ/まもる

 持ち物:フェアリーZ

 

·C ムーンフォースフェアリーZで、

   チョッキorシード以外のイベルタルを確定1発

    HD寄りメガボーマンダを確定1発

·S 最速100族抜き

 

イベルタルがめちゃくちゃきつかったので入れたポケモン葉緑素なのでこごかぜを入れられても早く動けたのとマンダの上から攻撃出来たのは強かったです。

 

元々この構築はルナドーブルヒレラクチートの5匹で完成してる感じがありラストの枠はだいたい地面の一貫を消すためにマンダなどを入れるのが多いと思いますが実際なかなか出せずむしろきつい構築が多いのに変わりはないのでこの枠で補おうと思い予選抜けした後メガヘルガーやメガデンリュウを考えてましたがどれも微妙だと感じたので最終的に葉緑素アタッカーのエルフーンにすることにしました。

 

全国大会ではイベルタルに1回も当たらず1度も選出出来なかったので残念でした...

 

 

選出の仕方を簡単にまとめると、

基本ルナドーグラレヒレorクチート選出。この場合はこの指トリルから展開してグラードンクチートで場を制圧してもらう感じです。

 

もう1つの立ち回りは相手の並びがガエンレヒレやオーガガエンの場合に初手手助け+ルナZで初手から盤面作りをしてくるレヒレかアタッカーのオーガを倒す戦法です。

 

あとグライベにはグラエルフから入りルナゼルネガルーラにはルナクチートから入り初手ルナ守るのクチートドーブルに引き次のターンこの指トリルでガルルナをしのいでいましたがこれが通らなかったらかなりきついです。

基本は最初の2パターンの戦法で戦います。

 

 

 

【対戦レポート】

 

 

今年も顔も名前も知らない人も多く居たので対戦表を見ても誰か分からないだろうと思っていたら1戦目の相手がまさかのryokonさんで自分と同じ去年予選で勇敢ガルーラを使っていた人で1度対戦したかったので去年に引き続き初戦の相手が豪華だなと思いました。

 

相手のパーティはオーガレックだったので手助け+ルナZから展開しようと思い相手の初手のオーガに対してうちこみました。しかし遅いオーガだったためギリ耐えられましたが相手は潮吹きを選択してたのであとは裏のクチートの不意打ちで縛れていたのでいつものトリル展開をしましたがそれでもかなりお互い慎重に立ち回っていたので時間が切れましたがHP的にも残数でも勝っていたので勝つことができました。

 

これで2年連続初戦は勝つことができ幸先が良かったのですが2戦目はルナゼルネで自分のルナグラの構築と似たようなのに大会前に当たっていたらしく初手ルナクチからのクチート下げでドーブルに引きルナが守る立ち回りがバレていたらしくクチート側にガルーラのけたぐりとルナのショックを打たれていて完全に初手で終わりを痛感しました。それでもかなり頑張って立ち回っていましたが負けてしまいました。

 

でもこれは立ち回りがバレてる人と当たって運が無かったとも考えられますがそもそもルナゼルネに対して1戦目の勝ち方がその動きしか無い時点でガバガバすぎたのでもっと構築自体を見直すべきだったと思いめちゃくちゃ萎えてました。

 

そして3戦目はグラ日食ネクロで結構有利な展開にもっていってたのに相手がこちらのみがわりを貼ったグラが威嚇をもらっていないと思っていたらしくトリル最終ターンに相手のグラが動いてきてこっちは相手のウルネクが守らない可能性があると思いグラにシャドレと断崖を集中しなかったのでそこから負けてしまいました。その時グラ方向にシャドレをうっていたら2勝1敗になっていたので完全にミスって精神状態もやばかったです。

 

いよいよ後が無くなって4戦目はオーガレックで思っていた選出と違うのが来てここで初めてドーブルに猫を入れておけば良かったと思いました。この試合は普通に負けてもう3敗したので決勝トーナメントにでは無く世界大会の権利を狙って対戦するしかなくなりました。そして5戦目はまたオーガレックで今度は勝ちで6戦目のレックゼルネはかなり良い試合でこれも猫があれば勝ててた対戦で完全にパーティの完成度が低すぎたのも負けている原因の1つなのに気づきため息しか出ませんでした。

 

そして7戦目はもう世界大会に行けないのがお互い確定してたのでいつものピリピリ感は無くとても楽しく試合が出来ました。

 

これで今年のPJCSは終わってしまいました。

さらに悔しかったのは上位にもルナグラが何人か居たり似たような構築も居て構築の完成度の違いを見せつけられてかなり考えさせられた日でした。

 

 

  【最後に】

 

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今回も去年と同じでかなりの人達にフレ戦をしてもらいましたが特に似たようなルナグラ使いの人に相談したい時にめちゃくちゃアドバイスをくれたシリルさんとすわさん、そして直前まで構築全体の相談にのってもらったげべぼさん、てんていさん、hiyokoさん本当にありがとうございました!

 

ルナグラの中で1番強いと思える完成系は持っていけず負けたことより、もし決勝トーナメントに行けててもすぐに負けてそうと思ったくらい他人のルナグラを見ているとそう感じたので来年以降全国行けたら構築自体も完璧なのを持っていきたいと思いました。

 

久々に構築記事を書きましたが最後まで読んで下さりありがとうございました!