【日本一決定戦2020本戦】最高レート 1571 6位 最終1543 53位 【真夏のメッソン(BO3)杯】優勝 【ランクマ(ダブル)シーズン8】最高レート1929 【使用構築】ドラパテラキ御三家トリルスイッチ
こんばんは、ファイツです。まだINC Febの記事を出せていないですが先に日本一決定戦本戦で使用した構築を紹介しようと思います。
【使用構築】
この構築のコンセプトは初手 + で波乗り+弱点保険でA+2のテラキオンを誕生させ、後はドラパルトのサイドチェンジや後発のなどでサポートしながら相手の盤面を荒らし、終盤にかで締めるというプランと+++でトリックルームを貼ってアシレーヌで暴れていくorトリックルームを貼らずにひたすらサイクルをして相手の守るや交代を読んでダメージを稼いでいくプランの2パターンがあります。前者の方は奇襲力と制圧力はありますがそれだけ出オチや不意の事故でダイマックスしたテラキオンが早くに落とされることもあるので安定して勝てるのは後者のポリゴン2+御三家の方です。
とにかく弱保テラキオンが読まれないので初見ではめちゃくちゃ強いBO1特化要素とBO3でも安定して強いポリ2+御三家という再戦があっても勝ちやすいような構築になっています。
【構築経由】
この構築になった理由としてはまず鎧の孤島で大幅に使えるポケモンが増え、その中で1番に注目したのはです。今までのガラルのプールではのようなすばやさで強いトリックルーム要因が居らず、もちろんは特性がめちゃくちゃ強いので今でも使えるのですがすばやさが遅すぎる点やダイホロウ、ダイアークなどに弱い点を踏まえるとある程度挑発などを貰っても全然攻撃が出来て、尚且つ隣がサポートしなくてもほとんどのダイマックス技を耐える所が非常に強いという理由の元ポリゴン2を軸に組み始めることにしました。
あとは自然とトリルアタッカーや対トリルに全体技を撃ち込める、サイコフィールドを変えれてサイクル戦に強くなる、威嚇+炎枠のまではすんなり決まりました。
残りはこの御三家+トリルでは勝てない構築に強い2匹を選ぼうと思ったのと、日本一決定戦はBO1なのでその2匹の枠は出来れば奇襲寄りが良いと考えました。
そこできつかった構築としては++などの晴れパやノーマルタイプのポケモン(、、など)、そして飛行が付いているポケモンがだいたい厄介に感じていました(、、、など)。
そこでいわタイプで格闘技を覚えるポケモンを入れたいと思い候補から上がったのは孤島解禁前から使われていたやになります。この2匹は言わずともある程度の強さは保証されていますがどちらもトリル寄りになってしまうことが多いので(襷バンギラスはトリル寄りじゃ無いですが今回はもう少し暴れられるアタッカー感が欲しかったので候補から外すことに)改めて探したところ今回から使えるようになったが全ての条件を満たしていたので採用することに。そして隣で何やかんやできるを採用し、この並びの構築が完成しました。
あとは使ったパーティを個別解説で詳しく説明していきす。
【個別解説】
ドラパルト
性格:陽気
実数値:163-172-95-*-96-213
努力値:0-252-0-0-4-252
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/なみのり/サイドチェンジ
持ち物:きあいのタスキ
·ASぶっぱ 最速
·C 個体値 0
テラキオンのお供のために入れた枠。1番印象が強い袋叩きを装った叩き偽装のホロウビートのドラパをさらに装ったなみのりドラパルトは読まれなくてほんとに強かったです。
初手ターンはドラパダイマを予想されることが多く、狙われやすいので襷が有効に働きかなりアドが得れる場面がよくありました。猫騙しが効かずサイドチェンジが使えてドラパルト自身がダイマックスで攻撃していくことも出来るというほんとにどんな型でも強い優秀なポケモンです。
途中まではナモのみを持たせて玉エースバーンのダイアーク耐えまで調整した個体を使っていましたが追い風ラプラスがきつすぎたので襷に変更しました。
性格:陽気
実数値:167-181-110-*-110-176
努力値:4-252-0-0-0-252
持ち物:じゃくてんほけん
·ASぶっぱ 最速
この構築で1番制圧力があるポケモンあるいは1番事故って出オチになりやすいポケモンでもある。基本的に岩や格闘の通りが良い時に選出します。
相手の怒りの粉やこの指要因が襷を持たせたモロバレルでもピッピだとしても何でもドラパルトのなみのりと弱保が発動したA+2ダイロックでゴリ押せます。ダイナックルはドラパルトのAも上げれているのでドラパルト自身の攻撃も圧がありとても相性が良いです。
努力値は色々ダイマックス状態の時を考え耐える調整をしようとしましたがAを削ってしまうと落としきれないポケモンが出てくる可能性が結構あったのでASにぶっぱしました。
技構成は雪崩インファ守るまでは確定で残りの枠にアイアンヘッドやメガホーン、手助けなど色々候補がありましたがバナコーに対して天候関係なくダイアースを撃っておくとベンタツを耐えたり、アシレーヌを筆頭に特殊技の弱点を付いてくるポケモンに少しでも強くするために入れました。正直ダイマックスした時はほとんどナックルとロックしか撃たなかったのでミラーに強くするために手助けを入れてダイマドラパを強化する方が良かったと後から気づきました...
ちなみにこの弱保枠はエースバーンにしている時もありましたがテラキオンよりも出オチが多かったりそもそも自分は先発より後発エースバーンが強いと思っているので没に。
性格:わんぱく
実数値:201-136-127-90-125-93
努力値:244-4-44-0-116-100
技構成 : フレアドライブ/しっとのほのお/すてゼリフ/ねこだまし
持ち物:イアのみ
·H 奇数最大
·B ウーラオスのインファイトを威嚇込で確定耐え 玉エースバーンのとびひざげりを威嚇込で高乱数で耐え
·D 玉フシギバナのダイアースを高乱数で耐え
玉ブリムオンのキョダイテンバツを確定耐え
·S 最速モロバレル抜きとそれを意識したS91やS92のガオガエンが多いと思ったのでそれらの個体より上を取れる調整
サイクルに強い安定の炎枠。ドラパテラキとポリ2+御三家のどちらの選出の時でも出すので1番使用率が高いです。前まではすばやさを最遅や個体値31の下降補正にしていましたが大会前辺りに最速襷モロバレルがめちゃくちゃ増えたのでそれを抜かせるようにSを93まで伸ばしました。
技構成も能力を上げてくるダイマポケモンに対してかなりアドが取れるのと単純に威嚇を入れられても特殊の全体炎技として優秀な嫉妬を入れました。
トリルを展開するしない関係なく両方すてゼリフでデバフをかけて来たり返ったりするのが主な役目です。
性格:冷静
実数値:175-*-107-195-136-58
努力値:156-0-100-252-0-0
技構成:ハイパーボイス/ムーンフォース/ハイドロカノン/まもる
持ち物:いのちのたま
·H 16n-1
·B ゴリランダーのグラスフィールド下の鉢巻スライダーをダイマ状態で確定耐え
玉ドラパのダイホロウを高乱数で耐え
·S 個体値0
この構築のトリルアタッカーなのですばやさは最遅に。
前回のPJNOでは使いませんでしたがやはりゴリランダーが来たとはいえ安定して火力がありとても強かったです。
ポリ2+御三家の選出の場合は基本的にガオガエンとゴリランダーを上手く使ってとにかく慎重に扱い、どれだけハイパーボイスを通せるかをひたすら考えます。
ダイマックスの切るタイミングはトリルを貼れていたら渋ることなく早くに切っても押し切れることが多く、逆にトリルを貼れていないもしくは相手もすばやさが遅いポケモンで固められてるパーティの場合、極力切るのを我慢して相手のダイマターンが枯れるのを待ち後攻ダイマで切り返します。
持ち物を玉にした理由は水技だけでなくムーンフォースの火力も上げたかったからです。というのもアシレーヌがダイマした時にゴリランダーやガオガエンがクッションで受けに来ることが多くそこで思ったよりダメージを与えられることが出来るので個人的には玉が外せませんでした。
ゴリランダー
性格:意地っ張り
実数値:201-190-111-*-91-115
努力値:204-220-4-0-4-76
技構成:グラススライダー/10まんばりき/とんぼがえり/ねこだまし
持ち物:とつげきチョッキ
·B 玉ドリュウズのダイスチールを確定耐え
·D 玉フシギバナのダイアシッドを確定耐え
·S 準速ジバコイルやバンギラス抜きに調整したポケモンを抜けるくらいの調整
HPが結構削れてる残ポケ処理とフィールドを取る役目のポケモン。ドラパテラキの選出の場合はテラキオンで暴れてからスライダーで処理する動きが強く、ポリ2+御三家の場合はガオガエンと一緒にクルクルさせて相手に草技を警戒させておいてとんぼで交代先に有利なポケモンを出す動きが非常に強いです。
持ち物のチョッキはサイクル戦に有利な為持たせました。
技構成はスライダーと猫騙しは確定として残り2枠ですが大会前にジバコイルが増えてきていると感じていたことや、元々ストリンダーが重かったこともあり10万馬力を入れることにしました。
そしてラストの枠はイエッサンやゴリランダーミラーの時に有利になりサイクル向きなとんぼがえりを入れました。正直ウッドハンマーが欲しい場面もありましたがダイマするとスライダー元のキョダイコランダが威力160になるので最大限に技を詰め込みました。
性格:控えめ
実数値:191-*-112-151-134-80
努力値:244-0-12-100-152-0
技構成:れいとうビーム/10まんボルト/じこさいせい/トリックルーム
持ち物:しんかのきせき
·H 天候ダメージが最小になる調整
·D C161玉リザードンの晴れキョダイゴクエンを56.3%の確率で耐え
玉アシレーヌの雨ダイストリームを高乱数で耐え
ようやく来たかと思わせるくらい安定したトリックルーム要因。高耐久でそこそこ特攻があり挑発を撃たれるタイミングで冷Bを撃つのがクレセリアを思い出すかのようですぐに手に馴染みました。
選出はドラパテラキを出す時以外は全て出します。とりあえず御三家とポリ2を出しておけば事故ることはないです。
技構成はまずじこさいせいがほんとに強く、サマヨールにも痛み分けがありますがこちらの方がTODにとても強く、ついでに相手のダイマックスターンも枯らすことができ現にTOD試合はほぼ勝ったことしかないです。
次に10万はギャラドスやアーマーガアに強く最悪ダイサンダーで催眠対策にもなります。
冷Bはモロバレルやゴリランダー、トゲキッスなど現環境に多いポケモンに刺さっているのともう1つの理由は凍結を狙えることです。
サイクル戦において有利に立つにはいかに相手の攻撃をいなしてこちらの技を相手のポケモンに通す試行回数を稼ぐかが重要だと思っていて、その上で話すと単純な運ゲーでは無く確率的に凍らせる可能性が高くなり一気に勝ちに持っていきやすくなります。
実際に日本一決定戦やBO3杯ではTODに全部勝ち、冷Bでの凍結で試合展開が有利になった試合もいくつかありました。
【基本選出】
①
先発 +
後発 +or
➁
先発 +or
後発 +or
➀は波乗り+弱保テラキが通せそうな時(具体的な相手としては、対DTsand、対バナコー、対ラプラス、対指+トリル、対ミラーなど)に選出します。そもそもドラパテラキの並び自体がどの型か見ただけでは判別しづらいのでかなり奇襲性があり、少しでも通せそうと思ったらBO1はもちろんBO3なら1本目は積極的に選出していきます。
基本的にほとんどの構築には波乗り+ダイロックから入りますが先発バナから入ってくる対バナコーには初手サイチェン+ダイロックでベンタツを交わし常に天候をとることを意識し、天候を取らて相手のコータスが引くタイミングでバナが守ったりする隙をついていきます。
あと対ミラー(ドラパテラキ)には初手サイチェンしながら恐らくジェット+インファをこちらのテラキ方向に撃たれてることが多いのでそれを透かしこちらのダイナックルを相手のテラキに撃ち、後発のスライダー圏内に入れて後はドラパにダイロックを撃ってダメージを稼いでいく立ち回りをします。
②はイエッサン♂♀がいる時、トリルが通せそうな時、一度ドラパテラキの型をみせている相手(BO3の2戦目以降)などに選出します。基本的にはこちらの選出の方が勝率が高く慎重に安全に勝ちたいならこの選出をしていきたいです。しかし全ての構築に勝てる訳でもないことや結構サイクル戦になることが多く、TODを視野に入れないといけないほどにはかなり試合に時間がかかったりするという理由のもとドラパテラキが無理そうな時だけ選出するほうがいいと思っています。
【例外選出】
+ (vsエスババレル)
先発 +
後発 +
どうしてもジェット+胞子がきついのでガエンでバレルに猫騙しをしながらアシレでエスバにダイフェアリーを撃ってフィールドを貼っていきます。もしイエッサンやゴリランダーなどフィールドを変えられるポケモンが相手に居れば安易にアシレーヌにダイマを切らずにこちらのポケモンが1匹なら眠らされてもいいので相手がフィールドを取ってくるタイミングの隙をつくなどをして出来るだけ急速にバレルを処理しに行きます。後はモロバレルを倒したらポリ2でトリルをするかアシレのダイマである程度ダメージを与えた後にゴリラのスライダーで処理していきます。
【成績】
日本一決定戦2020本戦 最高レート 1571 6位
参加人数 150人 最終レート 1543 53位
真夏のメッソン(BO3)杯 優勝
参加人数 50人
最後の感想のところでも話しますが今回日本一決定戦でtop4に残れなかった大きい原因はミラーに勝てなかった事なのでその反省を活かして少しでも強くなるようドラパテラキの技構成を変更した改良版を使用しました。日本一決定戦で負けたのが悔しすぎたので翌日の大会は意地でも結果を残しにいきました。
南白オンライン 最終レート 1612 2位
参加人数 290人
パーティは大会直前だった為バレたら困るドラパテラだけはキッスとバンギで代用していました。
せやなをボコる杯3 最終レート 1581 6位
参加人数 272人
この大会の時点ではもうほぼ完成されていて強いと確信できた時。
ランクマ(ダブル) シーズン8 最高レート 1929
※サブロムなので名前は隠してます
【レンタルチーム】
パーティの原形と対ミラー、対バナコーに強くしたアレンジ版の両方レンタルチームを貼っておくので使ってみてください!
こちらが日本一決定戦で使用したレンタルチーム
そして翌日のBO3杯で優勝したアレンジ版
【感想】
今回使用したパーティについては新環境になってから日本一決定戦まで期間が1ヶ月くらいしか無い中でかなり完成度の高い構築を作れたんじゃないかなと思っています。実際大会中にも6体ミラーと当たったり、上位に同じ並びを使ってる人が何人か居たくらいには強い構築だと思います。
しかし自分はこの構築をかなり早い段階で作れていたのにも関わらずそこまでミラーとは当たらないだろうと思って対策を甘く見ていたのが原因で、今回負けた構築の多くがミラーかテラキオン入りでした。このしくじりが悔しすぎたので次からはミラーでも基本的に勝てるように構築作りを心がけていきたいです。
次に日本一決定戦で来年のJCSの権利を獲得出来ている圏内に居て潜り続けた心境としては来年の権利はまた来年取ればいいけど今年のtop4の王者決定戦は今しかチャンスは無いのでtop4を狙いに行かない理由がないとう考えだったのと、そもそもINC Febで予選を抜けたのも今年の全国大会で勝ち上がりたいからが理由なのにその権利を使って来年の全国の権利を取りに行くのってなんか矛盾してないかと思ったので少しでもワンチャンを狙い試合数を全部使ってtop4を狙い続けました。
でも結局今回みたいに最終的な順位が途中結果より低かったら意味が無いので結果が全てということを考えると権利を獲得出来るボーダーを狙って行く立ち回りも間違ってないと思います。
【最後に】
長々と話してしまいましたが毎回惜しい所で負けたり溶かすことをいい加減辞めたいので来年こそはほんとに公式大会で勝ちきりたいと思います。
そしていつもと同じく色んな方にフレ戦をしてもらったり構築のアドバイスを貰ったりと練習に付き合ってもらった方々は本当にありがとうございました!
また後日3月以前の環境が変わるまでかなり勝てていてINC Febでも使用した構築を載せようと思うのでそちらも見てくれたら嬉しいです。
最後まで読んで下さりありがとうございました!