【INC February】最終1838 21位【ランクマ(ダブル)シーズン3】最高順位8位【使用構築】パワー型サマヨロンゲトリルスイッチ
こんばんは、ファイツです。めちゃくちゃ遅くなりましたがINC Febでレート1838の21位で予選抜けをした構築を紹介したいと思います。
【使用構築】
この構築のコンセプトはとを並べて、オーロンゲで殴りながらトリックルームを貼るかトリックルームの障害となるポケモンをサマヨの手助けと合わせて倒してからトリックルームを貼るかの立ち回りで行き、オーロンゲが倒れた頃に裏のトリルアタッカーのやで締めるプランと+から入り相手に合わせてどちらかをダイマックスさせて暴れさせ、裏のサマヨ+トリルアタッカーで綺麗にスイッチするプランの2パターンで構成された構築となっています。
前者はほとんど初手ダイマックスしますがそれをする価値があるくらい圧力がありダイマターンが終わっても非ダイマのポケモンで基本的に押し切れます。後者は今もですがとにかく弱保トゲキッスが強くジェット+地震をしていればかなり相手の盤面を荒らすことができ、裏のトリル展開で勝てます。
【構築経由】
この構築になった理由としてはまずシーズン1からずっとの並びを使っていてサマヨキッスでトリルを展開しても十分強いのですがこの時期の自分の考えにはサマヨ+命の玉持ちのアタッカーを並べて攻撃しながらトリルを貼るのが強いと思っていたのでサマヨの隣に並べるアタッカーのポケモンを探すことに。ちなみに何故サマヨ+命の玉持ちアタッカーが強いと思っていたのかと言うとこの時期のトリパと言えばやなどこの指を使うポケモンをトリル要因の隣に置くことがほとんどだったのでバクアや全体攻撃などで簡単にトリルをしのがれて負けてしまうということがよくあり、そこでトリルをするポケモンの隣をアタッカーにすることによって普段トリル対策をしているポケモンに対して思わぬ崩しが出来て簡単に勝てるからです。
しかしその条件を満たすには初手サマヨの隣に並べても攻撃してこないと思わせるポケモンを使わないと意味が無かったのでそれを意識して探していましたが結局や、など攻撃的なポケモンしか思いつかず、ずっと試行錯誤しながら探しては試してを繰り返してました。そこである時、いつもポケモンの考察などを一緒にしている人に玉オーロンゲが強いと提案を貰いました。その人もたまたまサマヨ+アタッカーの並びからのトリル軸を考えていたのと、その時期に自分もオーロンゲの火力が意外にあることと壁型が主流だったので型が読まれにくいことからアタッカー型を試したいなと思っていたところだったので迷いなく試してみる事にしました。するとめちゃくちゃ自分の手に馴染んだので先程も言ったドリュキッスサマヨコータスの構築に入れることに。そしてラストはや+に対して打点が欲しかったのでや、やなど色々な水枠を試して最終的に先制技も撃ててウィンディ、バンドリ、ミトム、ドラパキッスなどに弱点を付けるラプラスを選びの並びが完成しました。
あとは使ったパーティを個別解説で詳しく説明していきす。
【個別解説】
オーロンゲ
性格:意地っ張り
実数値:197-189-86-*-96-85
努力値:212-252-4-0-4-36
持ち物:いのちのたま
·H 陽気ドリュウズのダイスチールをダイマックス状態で確定耐え
·S 60族や無振りバンギラス抜き調整しているポケモンを抜かせる調整
この構築のエース。初手トリル要因の隣に出してねこだましや高火力で殴っていく姿はあのメガガルーラを思い出すかのようでほんとに強かったです。基本的に初手ダイマをして相手のポケモンを殴っていき残数を減らしていきます。ダイマターンが終わっても倒れ際にふいうちでかなりのダメージを与えることができ仕事が無いという状態はほぼ無いです。
これらの事を踏まえて相手の計算外な火力を出すためにいのちのたまを持たせました。
とにかく火力が高く環境によく居たミトム、キッス、ウィンディ、サマヨなどに対してもダイマ技で8割以上のダメージが与えられ、手助けを重ねればほとんどのポケモンを一撃で倒すことが出来ます。
技構成は命中安定&C下げの追加効果があるのでソウルクラッシュ、トリルやダイマが切れても仕事ができるふいうち、相手の行動を止めてトリルを決めやすくするねこだまし、封印や積み技を防げてダイマ中にダイウォールができる挑発を入れることに。
ちなみにこの色違い個体はフォロワーさんに連れて行ってもらったレイド産なので活躍させれて良かったです。
性格:控えめ
実数値:191-*-121-169-136-114
努力値:244-0-44-108-4-108
っぷう/まもる
持ち物:じゃくてんほけん
·H 16n-1
·B 陽気玉ドラパのダイホロウを確定耐え
·S すばやさが114以下のミトムやキッスを抜かせる調整
このルールにおいてs1から今まで1度も弱い時が無いくらい安心と安全のポケモン。
大会前までリリバや襷、ピントを持たせていましたが直前にラプラスの礫と合わせれば弱保と相性もいいし相手のジュラルドンに対してダイマをしてスチールを受ければ返しのダイフェアリーで簡単に倒せると思ったので弱保を持たせました。
技構成はSを上げれるジェット、ナットやアーマーガアに弱点を付けるダイバーン、ドラゴンタイプの処理を早めるダイフェアリーが使えるマジシャエアスラ熱風は確定としてラストの枠に普通はこの指を入れるのが安定なのですがINCなどのBO1勝負では守るの方が絶対に強いと思ったので完全にアタッカー型のキッスにしました。実際この指が無くてもサマヨのサイチェンや自身の守るを使ってやっていけたのでこの型は正解でした。
性格:陽気
実数値:186-187-80-*-85-154
努力値:4-252-0-0-0-252
持ち物:きあいのタスキ
·ASぶっぱ
かなりの広範囲をこいつ1匹で見れるポケモン。この時期はキッスミトムやキッスドリュウズが流行っていたので地震の通りがとてもよくて且つ型破りなのでミトムの処理を早めに出来るのが偉いです。
あとはなんと言ってもダイマしてもしなくても強いので序盤に暴れるだけ暴れてトリルを貼ったり、トリルが切れてから終盤に残りHPが少ない相手のポケモンを地震などで一気に処理する使い方がほんとに強かったです。
持ち物は雑に使ったりドリュウズミラーで同速に負けても1度は大丈夫なように襷を持たせました。
技構成は守るの枠を剣舞にするかぐらいで悩むと思いますがトリルと絡ませることが多かったので使い勝手が良い守るに。
性格:控えめ
実数値:207-*-116-150-128-82
努力値:12-0-128-252-104-12
技構成:ハイドロポンプ/フリーズドライ/こおりのつぶて/まもる
持ち物:たつじんのおび
·HB ギャラドスのダイソウゲンを高乱数で耐え
·HD 控えめC特化玉ミトムの10万ボルトを高乱数で耐え
·S 無振り60族とバンギラス抜き
この構築のトリルアタッカーの1匹。この時期に使ってた人はあまり居なかったのでミラーが無くとても使いやすかったです。
ダイマはあまりしませんがフリーズドライの技範囲がとても優秀でミトムやトドンなど同じ水枠に対して弱点をつけワンチャン凍らすことも出来るのはラプラスの最大の利点だと思います。他にもドリュウズとタイマンになった時にドロポン→礫で撃ち勝てるのが個人的には1番強いなと思ったところです。そしてキッスの所でも少し書きましたが礫でキッスの弱保を能動的に発動させることが出来るのですが初手でやることはあまりなく、キッスドリュウズと選出してドリュウズが先に倒せた時などにラプラスを後出しして自然な流れで礫をするのが非常に強かったです。
持ち物はロンゲに玉を取られていたので火力を少しでも上げるために帯にしました。
技構成は上記で述べた通りの理由でラストの枠は立ち回りの幅が効く守るを入れました。
性格:呑気
実数値:147-75-185-*-162-27
努力値:252-0-164-0-92-0
技構成:ナイトヘッド/サイドチェンジ/てだすけ/トリックルーム
持ち物:しんかのきせき
·HB HD 陽気or臆病玉ドラパのダイホロウを確定耐え
·S 最遅
この構築でほぼ毎試合選出するポケモン。INCではずっと挑発、封印、サマヨを一撃で倒してくるポケモン達だけをずっと警戒して扱っていました。
技構成はナイトヘッドとトリルは確定としラスト2枠は痛み分け、黒い霧など候補はいっぱいあり直前まで色々試してましたがBO1でやったもん勝ちということもありサイチェンは絶対に活躍するだろうと思い入れ、手助けはロンゲやコータスの攻撃に更に圧を相手にかけれたり半減味などで耐えられる調整を壊したりすることも出来るので活躍することを願って入れました。
実際ナモのみブルンゲルを手助け+ダイアークで破壊したりサイチェンでコータスの下を取ってくる鉄球ダダリンのダイストリームを透かしたりなどとても活躍したのでこの技構成で正解だったと思います。
性格:冷静
実数値:177-*-161-150-90-28
努力値:252-0-4-252-0-0
技構成:ふんか/ねっぷう/だいちのちから/まもる
持ち物:もくたん
·HCぶっぱ
·S 個体値15
この構築1番のトリルエース。ラプラスと同様この時期に使ってる人はあまり居なかったのでミラーが起こらず、サマヨロンゲでは処理が大変なアーマーガァやナットレイ、ドリュウズに対してとても通りが良い噴火が使えたり、そもそもサマヨの手助け+木炭噴火で半減だとしてもかなりのダメージが期待できINCでは一定数存在するあまり練習では見てこなかった構築などに対してeasy-win出来るのが1番コータスの最大のメリットかなと思いました。
S個体値が15なのはサマヨのすばやさ+1にすることでトリル下でサマヨが先に動けてナイトヘッド→噴火などができるからです。
【基本選出】
①
先発 +or
後発 +
②
先発 +
後発+or
①は基本的にトリックルームが通せそうな時に選出します。もしトリルの障害となるポケモンが居たら先にそのポケモンを倒してからトリルを決める立ち回りをします。INC Febまでの環境ではほとんどこの選出の仕方で勝てました。(具体的に選出する相手としては対ドラパキッス、対雨パ、対バンドリ、対叩きパ、対晴れパ、対インテロンゲなど)
主な立ち回りとしては冒頭でも述べた通りサマヨがトリルをロンゲがダイマックスをして相手のポケモンを初手からガンガン削っていきます。相手は壁+トリルだと予想してくる人が多かったのでとても刺さりました。挑発や封印持ちに対しては猫騙しや挑発をしながらトリルをしていきます。後は裏の非ダイマポケモンのコータスやラプラスで相手の残りポケモンを削っていきます。
②は主に対ドリュキッス、対ミトムキッス、対エルフジュラルドンなどに選出します。
立ち回りとしては上記の2個に関してキッスのこの指やサイチェンを考えるとドリュウズはダイマせずに地震が安定な場面が多く、逆に早めに処理しようとキッスに攻撃してくることが多かったのでキッスをダイマさせ地震+ダイジェットがとても強い一手となっていました。対エルフジュラルドンに対しても相手からすると追い風+ダイスチールをキッス方向が安定なのでダイマをして一発耐え、返しのダイフェアリーで簡単にジュラルドンを処理していました。
【例外選出】
++(vsこの指トリル)
先発+
後発+
相手がイエブリだと壁貼り+全体技だと思わせられるのでロンゲのダイアーク+熱風or噴火が決まります。サマヨだとお見通しで命の玉を見られて型がばれますがそもそもトリルを貼られてもこちらのポケモンもかなり遅いので常に有利です。
+(vsゴチアント)
先発+
後発 +or
この時のアイアントは破壊力がすさまじく隣がトリルを防いでくるポケモンを選出されることが多く、下からコータスを通す動きがとれなかったので初手サイチェン+熱風でアイアントのダイスチールをサマヨで透かしてキッスを通す立ち回りで何とかしていました。
【きつかったポケモン】
·アタッカーミロカロス
大会前に上位で何回か当たったけどその時は何とかなっていたのであまり警戒してなかったんですが予選では弱保や玉持ちのダイマミロカロスに何回か当たり全部やられたのでこいつだけはきつかったです。
【成績】
International Challenge February
参加人数 98727人 最終レート 1838 21位
2年振りに最速予選抜けを決めれた時。
ランクマ(ダブル) シーズン3 最高順位 8位
まだホームでのランキングが見れなかった時なので順位のスクショだけ。めちゃくちゃスムーズに1桁まで行きこれ以上やると構築が目立ってしまうのと、もう構築が強いと確信出来たのでここで止めました。
【最後に】
このオーロンゲ軸でいくと決めて煮詰めていたINC Feb前の時に玉オーロンゲ+トリル構築でランクマの最終1位を取った人が現れたり、INC期間と学校の卒業式が被ったりと不運の連続でしたが何とか強いと確信しただけあって予選を抜けることが出来て良かったです。しかしそのあともすぐにキョダイラプラスやフシギバナ、ガオガエンなどが解禁されこの構築は到底勝てなくなりました。というのも自分だけが使っている時は強かったんですがみんなが使いだしてミラーが多発すると前より勝てなくなるというのがラプラスやコータスにはあったので微かにアレンジ出来ないかと考えつつもこの構築は結局後々使えなかったです。
あとINC Febが終わって予選を抜けている人のパーティを見てみるとカエールさんも玉アタッカー+サマヨのトリル軸のパーティを使っていることが分かり、方向性は間違っていなかったんだと思いました。
次は冠の雪原までに良い結果を出して記事を出せたらいいなと思うのでその時はまた読んでもらえると嬉しいです。
3月の予選終わりから今まで約6ヶ月も空いてしまいましたがここまで読んで下さりありがとうございました!