【シャロン杯スタートーナメントseason4 優勝】【使用構築】シャイニングパルツンデトリルスイッチ
こんばんは、ファイツです。
今回はシャロン杯スタートーナメントseason4で優勝することが出来たので使用した構築を紹介したいと思います。
【使用構築】
レンタルチームID: 0000 0004 NC3V WV
【構築経由】
まずこの伝説ルールでは好きな伝説ポケモンであるパルキアを使って結果を残したいとずっと思っていました。というのも2019年のINC(ムーンルール)でもパルオーガツンデ
を使っていたのもあり扱いには慣れていたので、そのままオーガを抜いたパルツンデを元に現環境に適したバージョンに組み換えたパーティを序盤の環境で使うことに。
そうするとシャロン杯で2回入賞したりランクマではそこそこ勝てたりと案外今の環境でパルキアはいけるなと言うことが分かりそのまま改良を続けました。
しかし前シーズンの後半辺りからトリル封印黒バドや挑発持ちが増えてなかなか勝てなくなってきました。そこでトリルをしないロンゲの嘘泣きとダイマパルキアで上から殴る構築やキュワワーパルキアで味方弱保、霊獣ランドの地ならし+テレパシーパルキアでS操作しながら攻撃、ピッピ+パルキアで耐久を上げてトリルを通しやすくしてから手助け+ダイマパルキアで攻撃していく構築など、ありとあらゆるパルキア構築( + or or or)を試しましたがどれも微妙に終わってしまいました。そして構築を考えてるうちにシャロン杯本戦が近づいてきていたので最後は後悔のないように元々使っていたパルツンデバレルを使うことに。残り3匹はイエッサン黒バドに勝てるようにエレキウーラを採用し、ラスト1匹はザシアン相手にさすがに威嚇を入れたいと思ったのとトリル展開をよりスムーズに行えるようにガエンを入れてようやく構築が完成しました。
【個別解説】
調整
・HCぶっぱ
・C 晴れ下グラードン、ダイマランドロス、チョッキガオガエンを白玉込みダイストリームで確定1発
・S 個体31
伝説でトリルが撃てて環境にいる伝説ポケモンの全体技を等倍以下で抑えることができる最強ポケモン。
基本的相手の盤面に合わせてトリルをしたりいきなりダイマックスをしたりと何でも出来るのでそこら辺のトリル要因とは格が違います。
今回工夫した点は2つあり、1つ目は火炎放射を入れたことです。これは同じ系統のパルキア構築を使っていたてんていさん(@hikaripokejinro)と話していた時に放射パルキアが強いと言っていたので試しに使ったのが始まり。一見ダイバーンをしてしまうとその後の水技の火力が半減されるので相性が悪いと思われがちですが意外とナットレイやフシギバナなど環境によくいるポケモンに対して不意の炎技はとても刺さり強かったです。
2つ目はSラインです。上にも書いた通りS個体31で性格をS下降補正になる冷静にすることによって素早さ実数値が108になりレジエレキのネットと併せて最遅よりも抜けるポケモンの幅が広がったり、トリル下でも不自由なく行動できる絶妙な素早さになっています。(もちろん最遅や控えめ無振りも十分強いのでここのSラインは好みによって変えるのがベストだと思います)
とにかくオーガやグラの天候パにとても有利で色んな場面で活躍してくれました。
レジエレキ
調整
・CSぶっぱ
主に後発に出してザシアンなどSが高いポケモンなどの後処理をする役目。初手に出す時はほとんど対黒バドイエッサンでウーラと初手に選出してネット+強打をします。
快電波は相手の特殊ダイマに対して不意に撃つとかなり勝ちに繋がるのでボルチェンよりは使うと思い入れました。
襷では無く磁石なのは耐久にあまり振られてないオーガに10万ボルトで確定1発を取るため。
ウーラオス
調整
・ASぶっぱ
ここまでで何回も話に出てる黒バドイエッサンのゴリ押しがキツすぎたので入れました。しかし元々の単体スペックが高すぎたので普通に色んな試合で後発に選出することが多く、グロスやソルガレオもダイマさえ枯らしてしまえば処理が簡単になります。
調整
・H 奇数最大
・HB A-1グラードンの断崖の剣(シングルダメージ)を高乱数で耐え
・HD 黒バドレックスのダイアースを確定耐え
Wキュレムの玉大地と通常ダイアースを確定耐え
・S 最速モロバレル抜き
現環境で負けん気ボルトがとても増えていたので脳死で初手に選出して猫+トリルがあまり出来ない環境にはなっていますがそれでも環境トップのザシアンに威嚇や炎打点などこいつ1匹いるだけでかなり対処がしやすくなります。
技構成は直前までDラリと挑発どちらにするか悩んでましたがブラッキーやモロバレルを初めとするとても厄介な変化技を使ってくるポケモンが多いと思っていたのと、ウーラオスがいるので悪技を切って挑発にしました。
身代わりザシアンにもトリル下でフレドラ+パルキアのドロポンで倒せるようになっています。
調整
・HD C217黒バドレックスのダイホロウ(140)を確定耐え
・S 個体0(最遅)
この構築1番のトリルエース。パルキアはトリルをして即攻撃出来るのがメリットですがその分ダメージも受けている事が多いのでダイマを切れない時は大体このポケモンにダイマをさせています。
戦法は全国ダブルの時のクレセ、ポリ2、サマヨ+ツンデの時と同じくなるべくスチールを連打して隣のトリル要因を要塞化させるのと特性のビーストブーストで自身のBも上げまくりダイマが切れたあともボディプレでタイプ相性を無視してゴリ押します。
技構成はトリルでは無く守るにしたのは万が一トリルが貼れていなくて非ダイマの時でも扱いやすいようにと思って入れました。
調整
・HB A+1ザシアンの巨獣斬、グラードンの晴れ下炎のパンチを確定耐え
・HD ダイマカイオーガの吹雪ベースダイアイス、玉黒バドレックスのダイホロウを確定耐え
・S 個体0(最遅)
毎年伝説ルールになると全国ダブルより増えだすキノコ。
トリルを貼る上ではやはり隣に欲しいポケモンでピッピやイエッサンとは違い100%眠らせてくる胞子があるので放置出来ないけど守られる可能性があるというような初手から相手に嫌な択を押し付けられます。
最近は挑発持ちやゴーグル持ちも増えましたがそれでも構築全体の完成度を考えるとキノコ対策は限界があると思うので刺さりました。
ちなみに前にこのブログで書いたてるチャレ優勝の記事の中で味方のブリザポスにクリスモを撃つことでデバフを解除しつつ戦えるという戦法を今回のパルキアにも使用しました。トリルを貼るタイミングでバクアなどを食らうことが多かったのとても強かったです。
【基本選出と立ち回り】
①
先発:+or
後発: +or
基本的にトリルが通せそうならこの選出をします。具体的な構築で言うと主に対オーガトルネの雨軸、対グラバナの晴れ軸、対ラプザシボルト、対イベルグロスなどほとんどの構築に対してこの選出で戦っていました。
立ち回りとしては相手のパーティにドラパやWキュレムが居たり、集中でパルキアがワンパンされそうと思ったら隣にバレルを置いてそれ以外はガエンで挑発持ちなどに猫をしながらトリルを決めていきます。その後は盤面によってパルキアが体力が十分に残っていて且つ通りが良いと判断できたなら、そのままパルキアをダイマさせるか控えのツンデにダイマを切るかでほとんどの相手をゴリ押せます。その後はトリルが切れた頃にラスト1枠に選出しているウーラかエレキで残ったポケモンの処理をします。
②
先発:+
後発:+oror
主に①が通らなそうな時や対黒バド+イエッサンのようなウーラオスとエレキネットのS操作が刺さりそうな相手に選出します。この場合先発の2匹はダイマをしないパワーのあるポケモンなのでこの2匹で相手の盤面を荒らしてから後発のトリルで後攻ダイマを決める流れが理想です。①とはやることの順番が違いますがどちらもトリルスイッチを上手くしていけば勝ち筋が見えてくることが多いです。
※①と②以外にも変則的な選出をする場合もあるのでそこは相手のパーティに合わせて選出していきます。
【きつかったポケモン】
・ディアルガ+キッス
この指、サイチェン、守るなど択がとても多く、その間にディアルガに攻撃されるのがきつい
・Wキュレム
火力がとんでもないのと、ほとんどの場合隣にエルフーンが居るためバレルの怒りの粉でも吸えずとてもきつい
【成績】
シャロン杯 スタートーナメント 優勝
賞金 Amazonギフト券15000円分
シャロン杯 予選 2回上位入賞
(冒頭にも書いた通り構築は常に改良していたのでメンツは少し変わってます)
【感想】
前回のシャロン杯スタートーナメントは呆気なく負けてしまっていたので2度目の出場で優勝することが出来て本当に良かったです。そもそもこの大会は普段行われてる仲間大会の上位を数回取らないと出場出来ない大会だったので予選から本戦まで全てパルキアツンデを使って勝つことが出来たことにもとても満足しています。
次は今週末にあるチーム戦のてるチャレで優勝狙って頑張りたいと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました!