【トリックリリック】最終レート1821 7位【使用構築】アゴモジャトリルスイッチ
こんばんは、ファイツです。
今回はダブルのインターネット大会であるトリックリリックで途中1位争いに惜しくも敗北してしまいましたが、最終7位だったので使用した構築の詳細やこの大会に向けてどのような考察をしてきたのかを紹介したいと思います。
【使用構築】
【成績詳細】
7位(35勝8敗 最終レート1821)
1日目 12-3
2日目 12-3
3日目 11-2
【構築経由】
まずトリックリリックというインターネット大会が発表された日にいつもポケモンを一緒にやってるメンバーと考察を始めました。そこで環境に流行るであろう構築を上げているとドラパミミッキュのホロウビート、ドラパタンザン、ミミッキュブリムオンのガチトリルの大きく分けて3つ上がりました。
(当時の考察時に作った画像)
これらに勝てる構築を話し合った結果ホロウビートとブリムオンやギガイアスのトリル系統に強いチョッキキザン+モジャンボやセキタンザンに晴らされてもワンパンできる玉ミトムとメテビウツロの流行るであろう並びに強く、さらにミミドラパでホロウビートもできるこの6体が強いという所まで大会告知された初日の10/1時点で考察が進みました。
そして次の日も脳内回しと考察を進めていると、一緒に考察をしていた1人から以下の並びが強いと言ってきて詳細を聞くと、アーゴヨンが環境に居そうなホロウビート系のドラパルトやモジャンボ辺りに強いのとシャンデラは封印や隣のアシッド+シャドボでミミガエンや怒りの粉+トリルを完封できて関心する並びだったので自分らの中での考察が加速しました。
ここまでの2つの構築を組み合わせてその後も、ドラゴン枠がサザンドラ、ドラパルト、アーゴヨンの中から1~2匹をコロコロ変えながら試したり、トリルに寄ってない単体ブリムオンを入れたり、モジャンボがウルガモスになったりなどと色々駒を変えて仲間大会などで試していました。(他にもワルビオンバーンやゲンガーキザン、シルバディなど上げるときりがないので割愛)
その中でも自分はミトムモジャキザンミミ竜枠岩枠が固定よりになるくらい使い込んでいました。そしてこの並びで行くと決定付ける仲間大会での1位と2位入賞です。これにより並びは間違いなく強いということが分かり、他のメンバーも並びは少し違いましたが1位や上位を複数回取っていたのも含め最強構築だということが確信に変わります。
↑ 11勝3敗で参加人数129人中1位
↑ 11勝1敗で参加人数180人中2位
そして最終的にはミトムモジャキザンミミからの竜枠がサザンやドラパよりビーストブーストでの暴れ性能や裏から出して終盤に使う締め性能が高いと判断してアーゴヨンに、岩枠は大会が近づくほどアーマーガアやワルビアルなどが増えてきてウツロの刺さりに疑問を懐くようになったのと直前にメンバーに相談した結果、若干きつかったアーゴヨンとエレキブル+デンジュモクにミミッキュのトリルを使えば下からアースを撃って牽制できるギガイアスを勧めてもらい、トリル要素を入れる後押しとなり
【個別解説】
調整
・S 最速110族抜き
・ビーストブーストでとくこうが上がるようにCとSの実数値を同じに
よほどこいつをダイマさせて無双できる相手以外には先発に出すことはなく後発から最後の残ったポケモンの処理役又は稀に打開用で使ってました。
持ち物についてはスカーフと襷どちらにするか直前まで悩んでましたがいくら後発と言っても技をうち分けたいのと元々襷枠でサザンドラやドラパを使っていて襷の運用の方が慣れているという理由の元襷を選びました。
技は流星群を大事なところで外して負けた試合が3試合程度あったのでりゅうのはどうでも良かったと思いました。
調整
・HD 臆病ウツロイドと臆病アーゴヨンのヘドロばくだん確定耐え
・S 無振りや4振りモジャンボを抜けるように実数値を3上げた
いつものところで言うバレル枠。
ほとんど先発で後で述べるミトムかキザンの隣に出してました。相手の攻撃を耐える余裕がありそうなら隣のダイマ技を撃たなかった方に粉、集中されそうなら守る、そのまま倒されても隣の技が通ればいい盤面なら怒りの粉、アークビートをするならヘド爆など色んなパターンの動かし方が出来て初手に出すにはピッタリの柔軟性があり、とても強かったです。
努力値はB振りだと耐えない色んな技を耐えてくれるD振りが最強でした。
持ち物は毒半減のビアーのみを持たせている時もありましたがさすがにオッカの発動頻度と比べると比にならないくらいだったのでオッカに戻しました。
調整
・H 奇数最大
・端数を耐久と素早さに
ハイスペックすぎる最強ポケモン。ほとんど選出した試合はミミッキュのトリルを貼りながらダイマかモジャの隣でダイマしてました。
スチールとアークがこのルールで強いのは言わずとも、ダイロックは炎技で触ってくるガモスをチョッキで余裕を持って受け切り返り討ちに出来ます。瓦割りは数多く居たロンゲ構築の壁を破壊出来たり、キザンを処理する便利技で活躍しました。
持ち物は他に襷やゴーグルがあり自身も試して強さは知っていますがチョッキの使い心地の良さが癖になりこのキザンで上位を取りたいと思ったので使いました。
素早さはトリルも結構することを考えてほとんど上げていません。
ミトム
調整
・Cは絶対削りたくなかったのと素早さもある程度確保したかったので泣く泣くHPを減らした
多分1番ダイマしたポケモン。とにかく火力が高く対面の抜群を付いてるだけでも有利な展開になりがちです。
技構成ですが悪巧みや守るではなく、あくのはどうなのは単純にドラパや他のゴーストタイプなどこのプールでは通りが非常にいいのと、ダイアーク+モジャンボのヘド爆で相手のモジャンボを倒せたり、アーク→アークやアーク→サンダーorストリームなどD下げを狙って撃つことの方が終盤のレート帯では多かったです。ラスト枠がサイチェンなのはモジャンボやキザンなどタイプ受けとして周りとの相性の良さで採用しました。
もちろん悪巧み型も使ってましたがこのルールでは3ウェポンサイチェンが1番気に入ってるので使用感の問題でこっちの型にしました。
調整
・HAぶっぱ
後発から出てくるポケの中で最強。このルールでのミミッキュの持ち物は玉が1番強いと分かっていながらも不意のラムのみ発動が多すぎて手放せませんでした。それと単純にこの構築はミトムに玉を渡しているのでそれ以外の持ち物を持たせないといけないという理由もあり発動機会や下振れケアのラムのみを選択しました。
技構成ですがウドハンの枠は最初準速キザン抜きまでSを振ってドレパンにしてましたがキザン以外に撃つ機会がほとんど無く怪しいと思っていたのと、処理が早いとは言えないミトムに対して命中100%で高打点が出せるウドハンの方が優先的だと考え採用しました。
トリルに関しては割と後半にトリルを貼って打開ダイマや終盤の切り返しとして使うことが多かったので守るや鬼火などの補助技やフルアタではなくトリルを入れ、それと同時にSに振る理由が無いと判断したので無振りでいくとこに。
調整
・H 奇数最大
・余りD
トリルエース兼5匹で相手出来ないダイマに対してトリル下で撃ち合う駒。この枠は構築単位で考えた時に打点を持てる範囲を増やす意味でもガモス、セキタン、デンジュモク+エレキブル、アーゴヨンなどに強ければ何でもいいくらい割とフリー枠なのですが結局その役割を満たすポケモンがあまり居なく、かなり直前まで悩んでいました。悩んでたポケモンとしてはワルビアルとウツロイドとギガイアスの3匹です。
しかしウツロはそもそも外す確率があるメテビを出した時にほぼ撃たないといけないのが嫌で除外し、電気の一貫を切れるワルビも優秀でしたが冒頭の構築経緯でも話した通り、考察仲間の助言もあってトリルとのシナジーがあるギガイアスを選びました。
役割は対トリルも出さなくても勝てることが多いのでよほど刺さってない限り出さないのと、最初に上げた強ければいい対象に出してトリル下でアースとスチールを撃って耐久をカチカチにするのが主な動きです。数回だけミトムとかに対してもダイマを撃ち合い、こちらは弱保なので勝つことができた試合があって対象外相手にも活躍しました。
(弱保は他に持たせるものが無かったので持たせて損が無いという理由で選びました)
【基本選出と立ち回り】
①
②
今回は特殊ルールで選出を詳しく説明するのもあれなのでざっくりとだけ書くと①の選出の仕方がほとんどで②はトリルを序盤から通して勝てるプランが見えてる時だけします。
何度か書きましたがこのルールでは後発ミミッキュが本当に強いので、ある程度上の順位だと同じように後発に置かれてることが多いことも考えると、先発から雑に皮を剥がされたり、倒されてしまう展開は不味いので基本は①のモジャンボ+ダイマして通せるやつを残りから選ぶ選出の仕方をしていました。
【きつかったポケモン】
・不意のダイマガモス
・ゴーグル持ちのダイマ
・何してくるか分からないダイマシルバディ
【感想】
今回は大会告知された時からの考察を含めるとかなり時間をかけてやったルールなので2ROMでやるつもりでしたが急遽2回目のワクチン接種と被ってしまい1ROMをやるのがやっとでした。
最終日の夜はこの大会で優勝したカエールさんと1位争いでの抜かし合いをほんの少し行われてたみたいですが対戦数もほぼ残ってないのに最後の試合で負けてしまったので最終1位の夢は消えました。その最終戦もそもそも選出段階でのミスがあり、その試合を勝てていれば1850は超えていたのでもっと練習して次にダブルでインターネット大会が行われる時は絶対最終1位フィニッシュしたいと思います。
そしてこのルールの初めから終わりまで一緒に考察してきたぶんさん(@bbn_1412)とこげぱんさん(@kogepannachan)ありがとう!
短い期間でのネット大会でどのような考察をして挑んだのかを書きたかったので冒頭や個別解説が長くなってしまいましたが最後まで読んで下さりありがとうございました!