ファイツの草Zブログ

更新頻度は低めですが主に大会などで使用した構築を紹介していきます。

【VGC2022】INC March 最終1892 4位 , オフライン大会 top4【使用構築】Ice Rider Calyrex & Palkia

こんばんは、ファイツです。

今回は3月のINC予選からPJCS本戦まで使用した構築の詳細やこの長期にわたる大会に向けてどのような考察をしてきたのかを簡単に紹介したいと思います。

 

目次

 

 

【使用構築】

 

PJCS本戦で使用したBO3対応トリルメインのパル白馬

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3月のINC予選で使用したBO1向けアグロ型のパル白馬

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【戦績詳細】

ファイツ

INC March 最終1892 4位

Mystic Water Offline top8

PJCS2022 3-3

 

てるるん (@teru_gift)

Terurun Challenge Offline #0 優勝

Terurun Challenge Offline #1 top4

PJCS2022 3-3

 

【構築経由】

Pokémon-Icon 898a SWSH.pngPokémon-Icon 382 SWSH.pngPokémon-Icon 894 SWSH.pngPokémon-Icon 356 SWSH.pngPokémon-Icon 727 SWSH.pngPokémon-Icon 591 SWSH.png

まず3月のINCでは元々2月予選で使っていた白馬オーガのカイオーガパルキアに変えた形を使いたいと考えていました。この時点でパル白馬を使って結果を残していた人達はまだ中身を公開されていなかったので適当な型で試していました。その段階でもある程度は勝てましたが色ガラル3鳥の配布でボーダーが上がりまくった状況のINCを確実に抜けられる確証が感じられなかったので、大会一週間前くらいに今年のルールを一緒に考察して時々意見を交換しあっていたてるるんさんにこのことを相談するとこの並びが強いと新しい構築案を貰いました。

Pokémon-Icon 898a SWSH.pngPokémon-Icon 483 SWSH.pngPokémon-Icon 894 SWSH.pngPokémon-Icon 591 SWSH.png

この構築のコンセプトは初手ダイマックスをする最速玉ディアルガ+襷レジエレキorスカーフランドロスで暴れてから後発ASリリバ白馬バドレックスのブリザードランスで締めるという形でした。これを自分で回してみると、

 

  • リザグラに対してディアルガがS操作無しでは最速でもリザードンを抜けなかったり、断崖の剣を数回受ける前提なのに抜群でダメージが痛い

 

  • 技を拘ってしまうスカーフランドロスの不自由さやパーティ全体が攻撃的だが耐久が無いポケモンが多くてサイクルができない

 

  • 悪ウーラオスだけでは取り巻きを考えると黒馬バドレックスの構築に勝てない

 

よって素早さの種族値ディアルガより10高い100族でリザードンとも最悪同速を仕掛けれる最速パルキアに変更しました。更にスカーフランドロスを同じ威嚇枠でサイクルもしやすくなるガオガエンに変え、悪ウーラオスを黒馬バドレックスにめっぽう強くてS操作もできるポリゴン2に変更。これによって構築に足りなかった一定の決まったアグロ気味な勝ちパターンとサイクル戦でのTODに強いという両方を兼ね備えた構築になり完成度が一気に増しました。

 

それからINC期間に入っても直前まで黒馬バドレックス入り構築の牽制枠としてポリゴン2が噓泣きやトリックなどが使えるオーロンゲだったり、後発の締め要因としての白馬バドレックスならザシアンでもいけるのではなどと様々な案を出し合いましたが、対応範囲の広さから最終的にはこの並びに落ち着きました。

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動きはディアルガの時と同じで初手最速玉パルキア+襷レジエレキをベースに後半リリバ白馬バドレックスで締める基本的なパターンを軸に組みました。結果はINCを4位で抜けることができ、てるるんさんはてるチャレオフラインで自演優勝を決めるなど2人とも好成績を収めることが出来ました。予選向けに作っただけあってBO1に特化した型や動かし方が多く含まれていて扱いやすかったです。

 

ここからは今回の本題であるPJCSで使用した方のパル白馬の内容を紹介していきたいと思います。

予選では早いパル白馬を使ったので本戦ではトリックルームベースでいきたいと思い、引き続きパル白馬を回すことを決めました。というのも最初からBO3の大会だとザシアンを軸とした非トリルの構築を使える自身は多少あるのですがPJCSでは前半は全部BO1でここを勝たないとBO3をすることすらできないというルールなのでどちらかというと1本勝負で自身のあるトリルが強い構築を使いたいという思いが前提としてありました。

 

今回は5月に行われる4回目の予選辺りから本戦に向けてまたてるるんさんと考察を始めることに。今度は自分が元々3月の予選終わりから触っていたレシ白馬をある程度まとめた形にして提案しました。

Pokémon-Icon 898a SWSH.pngPokémon-Icon 643 SWSH.pngPokémon-Icon 894 SWSH.pngPokémon-Icon 765 SWSH.pngPokémon-Icon 727 SWSH.pngPokémon-Icon 423 SWSH.png

しかしトリックルーム重視で使っていたこともあってレシラムである必要があるのかという疑問になりレシラムをグラードンに変更したり、そこからルナグラに派生したりと様々な構築案を元にひたすら試しました。さらには2人での考察と並行して個人的に白馬の相方を探すためワンチャンありそうな組み合わせも色々試していました。例えばルナ白馬 / グラ白馬 / イベ白馬 / ザシ白馬など実際PJCS本戦で結果を出している構築と似ている並びや戦術も含まれていたことから構築の作成力に差を感じます。

 

構築が一向にまとまらず迷走する中、海外の大会で結果を残し話題になっていたゴチルゼルやマホイップ入りのパル白馬が目につき、ここからまたパル白馬を中心とした構築作りに集中することになりました。そこで一旦間違いなく強いパーツであるパル白馬ガエンバレルを固定することに。

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そしてこの4匹を投げれる並びだけを考えると他の構築もありますが確実に相性が良いと言えるのはザシオーガでした。意外と固定4匹で確実に優利と言える相手は少なかったがPJCSで一番多く当たって且つ上位にも残ってきそうなのがザシオーガと睨んでいたので、そこに有利なのは最大の強みだと考えました。

次に当たる回数が多そうと予想していたのは、

  • 黒馬ザシ
  • グラザシ
  • 黒馬オーガ
  • パル白馬

 

辺りで最低限これらの構築には勝てるようにしたいと考えていたので、上記の構築に投げれて尚且つ固定の4匹と不自然なく合わせられるという条件を持った@2を採用すれば対応範囲が格段に広がると思いました。

そこで意見交換をしながら出た組み合わせの案として、

Pokémon-Icon 894 SWSH.png/Pokémon-Icon 233 SWSH.pngPokémon-Icon 894 SWSH.png/Pokémon-Icon 510 SWSH.pngPokémon-Icon 894 SWSH.png/Pokémon-Icon 894 SWSH.png/Pokémon-Icon 035 SWSH.pngPokémon-Icon 894 SWSH.png/

Pokémon-Icon 894 SWSH.png/Pokémon-Icon 479a SWSH.png/Pokémon-Icon 642 SWSH.png/Pokémon-Icon 861 SWSH.png/Pokémon-Icon 233 SWSH.pngPokémon-Icon 576 SWSH.png, etc.

 

など探せばいけそうな組み合わせは結構存在していたので膨大な数を試しました。その中で最終的に固定の4匹と合わせながら上記の構築に投げれて明確に勝てるプランがあり、更にはそれ以外の数はそこまで居ないがあたる可能性を持った構築に対しても選出していける万能な要素が多いことからポリゴン2レジエレキの2匹に決まりました。(詳しい勝ちプランは個別解説や選出の所で)

Pokémon-Icon 233 SWSH.pngPokémon-Icon 894 SWSH.png

これで補完の取れあった6匹となりパーティは完成。並びは意図せず予選で使った並びと6匹同じになりましたが中身はトリックルームベースと内容は全然異なる形となり、同じ並びで動かし方やポケモンの型がここまで違うようにできる構築は早々無いので魅力の一つに感じました。実際に欲しい条件も満たしていたので使うことを決意。

そしてPJCS本戦にこの並びで挑みましたが残念なことに2人とも結果は振るわず負けてしまいました。しかし構築の動かし方や性能は好みで構築自体はとても気に入っています。

 

それではPJCS本戦で使用した方のパル白馬を個別解説で詳しく説明していきたいと思います。

 

個別解説

バドレックス (ノーマルフォルム) - ポケモン図鑑 - ソード・シールド/BDSP/PLアルセウス対応版

白馬バドレックス@しろいハーブ

特性:じんばいったい
性格:ゆうかん
実数値:207-238-170-×-151-49(S個体値0)
努力値252-252-0-0-4-0
技構成:ブリザードランス / 10まんばりき / トリックルーム / まもる

調整

A : 剣舞も無く火力が欲しかったのでA特化

  通常ダイアースがH244B44ガオガエンに101.4%~ 

     通常ダイアースがB4ザシアンに102.9%~ 

    +1ダイアースがB4カイオーガに89.7%~(37.5%で倒せる)

B : A222グラードンの晴れ下ダイバーンが ~110.1%(56.2%) 

     威嚇込みA244ザシアンのきょじゅうざんが~93.7%
D : C202カイオーガのダイストリームが ~97.5% 

     C222カイオーガのダイストリームが ~107.2%(43.7%で倒れる) 

     C1段階下降C222カイオーガのダイストリームが ~92.7%
S : 特に上げるメリットを感じなかったので最遅

 

この構築の軸であり、どこからでも巻き返せる化け物性能をしているためほぼ100%選出します。

使い方として1回目のトリックルーム中盤辺りに出し、まだダイマックスは温存してブリザードランスを連打する動きが理想な為、自然と2回目のトリックルームを貼るターンが訪れる。なのでこいつをどう上手く使うかで後半の試合展開が変わります。

持ち物と技構成に関してはBO1だけを考えると攻撃の努力値を特防に回したリリバ剣舞型にしたかったんですがBO3の事も考えると見せ合いで守るがあるかどうかやバレても動きがそこまで変わらないハーブを選択した。

 

Pokémon-Icon 484 SDLP.png

パルキア@ぼうじんゴーグル

特性:プレッシャー
性格:ひかえめ
実数値:197-×-138-188-146-129
努力値252-0-140-4-44-68
技構成ハイドロポンプ/ あくうせつだん / かえんほうしゃ / トリックルーム

調整

B : 威嚇込みA222ザシアンのじゃれつく確定耐え

C : 雨下ハイドロポンプでH252D12までのチョッキグラードンを確定1発

     雨下ハイドロポンプリザードン確定1発

     晴れ下ダイバーンがH252D4ザシアンに102.5%~ 

     雨下ダイストリームでD4ザシアン高乱数1発(14/16)                

     晴れ下火炎放射が無振りザシアンに~100.5% 

     通常ハイドロポンプがH244D44ガオガエンに101.4%~
D : 晴れ下リザードンの珠140ダイジェット耐え(15/16)

S : 少しSに振ってるパルキアを抜かせるように最速ゴチルゼル抜き辺りまで伸ばした

 

初手のトリックルーム始動要因。このGS環境において安全にトリックルームが貼れる禁伝かつダイマ適正もあって柔軟に動けるため今回のルールでも使用することに。特に白馬バドレックスと相性がよくこの2体がトリックルーム中に並べばだいたい勝ち試合になっていることが多いです。

持ち物はロゼルのみと直前まで悩みましたが最悪フェアリー半減は立ち回りで何とかなりますが相手の催眠は一瞬で決着が決まるくらい試合が崩壊する可能性があった為、ぼうじんゴーグルを持たせました。他にもルームサービスやシードなど何を持たせてもある程度良さは感じられました。

ステータスは安全にトリックルームが決めれるように耐久に厚く振りしました。よくある動きとしてハイドロポンプを飛んでこないと思っている方向にガオガエン交代という行動に合わせて雑に連打するのが強いと思っているのと、環境にカイオーガが多く天候は雨なことが多いのもあって火力不足は気にならなかったです。素早さは最遅でも全然いいと思っていたので諸説ありです。

 

ガオガエン@きあいのタスキ

特性:いかく
性格:ようき
実数値:201-136-111-×-111-123
努力値244-4-4-0-4-252
技構成フレアドライブ   / じごくづき / すてゼリフ / ねこだまし

調整

H : 奇数最大

S : 最速

端数を攻撃と耐久に

 

パル白馬を使うにおいて必要不可欠なパーツ。最速にしてあるおかげで相手のカイオーガより早い事が多く、上からすてゼリフをしながらトリックルームを選択することによって無駄がなくトリックルームターンを活用することが出来ます。これは他の禁伝にもすることができる動きだが、よりそれを安定させるために先に攻撃されても大丈夫なきあいのタスキを持たせている。

じこくづきは相手のガオガエンすてゼリフイベルタルのバークアウトを防いだり、黒馬バドレックスに対しての高打点としても必要なので採用。

 

モロバレル@メンタルハーブ

特性:さいせいりょく
性格:のんき
実数値:221-×-121-105-113-31(S個体値0)
努力値252-0-156-0-100-0
技構成:かふんだんご/ キノコのほうし / いかりのこな / みがわり

調整

B : A222グラードンのダブルダメージ断崖2耐え

      A244ザシアンの+1きょじゅうざん確定耐え

D : C222カイオーガのダイアイスを ~103.1%(18.7%で倒れる)
S : 最遅

 

これもまたパル白馬を使うにおいて必須なパーツ。現環境において催眠対策は限られているため神秘の守りやミストフィールド以外では催眠が通るか通らないかは自分で判断できるためゴーグル持ちなどは気にならなかった。

技構成の身代わりは守ると途中まで悩んでいたが先発に出さないのであれば身代わりの方が強いのとパーティが公開されて技がバレた後でも一応不利にはならない択を押し付けられるため採用。守るが無い弊害として先発に投げる選出が出来なくなるが今回は後発からしか出さないプランで組んでいたので問題はなかった。

持ち物はPJCSで補助型のボルトロス入りザシオーガで止まらないことを意識したメンタルハーブにしました。しかし実力が分からない相手が多いランクマなどでは有効に働きますが、ある程度強い相手と戦う大型大会ではひかりのこなの方が技を一回避けるだけでもアド具合が違うのと特にBO3だと技を受ける試行回数も上がるのでここの選択は間違えたかなと思いました。(実際トップカットに上がったパル白馬のモロバレルはみんなひかりのこなだったので反省)

 

レジエレキ@いのちのたま

特性トランジスタ
性格:ひかえめ
実数値:163-×-73-167-90-223
努力値60-0-20-252-156-20
技構成ライジングボルト/ ボルトチェンジ / あまごい / まもる

調整

B : 珠ダメ1回とA特化ゴリランダーのダイアース耐え

C : 140ダイサンダーでH252D4ザシアン94.9%~(75%で倒れる)
D : 珠ダメ1回とバドレックスの珠ダイアース耐え
S : 最速バドレックス抜き

 

まじで最強ポケモン。こいつがいるおかげで黒馬バドレックスもリザードンも何とかなる。場に出すだけで相手の動きを制限できるのが強く、こちらはダイマックスして攻撃又は守る、ボルトチェンジで交代など色んな行動を選べるのもポイントが高い。

ステータスは最低限黒馬より早い以外はできるだけダイサンダーを通す回数を増やしたかったので耐久に回した。

技構成に関してあまごいはダイマックスしたリザードンを縛れる10まんボルトと悩んでましたが、対グラザシにおいて後々グラードンモロバレルにヒートスタンプや白馬バドレックスにダイバーンなど晴れているとされそうな行動を制限するという意味でも天候を取っておくと相手の裏にトリトドンが居たとしても試合が有利に運びやすくなると思い入れました。

しかも最近だと玉控えめレジエレキの10まんボルトを耐えるH振りで耐久に厚いリザードンが増えたので益々あまごいの評価が上がりました。

Pokémon-Icon 233 SDLP.png

ポリゴン2@しんかのきせき

特性:アナライズ
性格:ずぶとい
実数値:192-×-138-125-132-78(S個体値27)
努力値252-0-124-0-132-0
技構成イカサマ/ かいでんぱ / スピードスワップ / トリックルーム

調整

B : A246ザシアンのインファイト確定耐え
D : バドレックスの+1眼鏡PFワイドフォース耐え(15/16)
S : スピードスワップしたときのことを考えてガエン抜かれ

 

パルキアトリックルームが貼れない場合に選出するポケモン。黒馬バドレックスとルナアーラにはアナライズイカサマがとても有効に働き強かったです。

トレースも考えましたが対イベザシなどによく投げるので構築によく居るオーロンゲのいたずらごころを取ってしまうとイベルタルにかいでんぱが通らなくなったり、場の不本意な天候取りなど威嚇やファントムガードなどを取るメリットより事故要素があるデメリットの方が気になったので不採用。

技構成は主に対ザシ黒馬に対してレジエレキ+ポリゴン2から投げるのでダイサンダーを撃ちながらトリックルームをしてそのままスピードスワップを味方に決めて暴れるというプランを取りたくてじこさいせいを切りました。しかし後々考えると別にトリックルームを貼らなくてもかいでんぱやイカサマをしているだけでも強いのと、イベルタルなどに対して回復ソースがあるとタイマンでTODすれば勝てるのでその勝ち筋を消したのは良くなかったのかなと反省点として考えています。

 

基本選出と立ち回り

ザシオーガ / イベザシ(バレル入り) / ルナグラ / イベグラ / パル白馬(ヒレ無し)  

先発Pokémon-Icon 727 SWSH.png

後発Pokémon-Icon 898a SWSH.pngPokémon-Icon 591 SWSH.png

 

この選出で投げれる時は基本有利気味だと思っていいです。襷で最速ガオガエンの捨て台詞はカイオーガグラードンより上から通ることが多いので、トリックルーム+捨て台詞を初手から展開して後発に居るモロバレルや白馬バドレックスを着地させる動きが理想。そこからは2回目のトリックルームを視野に入れ、とにかく残数を減らさないようにタイプ受けの交代や捨て台詞を上手く使うことを意識して立ち回ります。

パル白馬ミラーやザシオーガ先発に対しては初手パルキアモロバレルに交代しながらガオガエンで捨て台詞をして盤面を整える行動をすることもあります。

 

グラザシ / 黒馬オーガ / パル白馬(ヒレ入り

先発Pokémon-Icon 894 SWSH.png 

後発Pokémon-Icon 898a SWSH.pngPokémon-Icon 591 SWSH.pngorPokémon-Icon 727 SWSH.png

 

これもまだ五分以上はある選出。レジエレキで圧をかけながらボルトチェンジ(あまごい)+トリックルームから①と同様にモロバレルや白馬バドレックスを着地させる展開や、ダイサンダー+パルキアの攻撃から少し遅らせたタイミングでトリックルームをするなどの動きが求められる。ミラーの場合はレジエレキが最低2回ダイサンダーが通ればいいという考えの元、倒されないようにダイウォールを挟みながらガオガエンに交代したりしてパルキアの隣を狙うか、ボルトチェンジでサイクルしながら相手とのダイマターンをずらして後発ダイマックスで切り返す動きが基本となる。

 

ザシ黒馬 / ガレオオーガ / ガレオ黒馬 

先発Pokémon-Icon 233 SWSH.pngPokémon-Icon 894 SWSH.png 

後発Pokémon-Icon 898a SWSH.pngPokémon-Icon 727 SWSH.pngorPokémon-Icon 591 SWSH.png

 

黒馬バドレックス入りやレジエレキにヘイトを溜めてトリックルームがしたい時に多い選出。対ザシ黒馬に対しては初手きあいのタスキを持っていなさそうな方にダイサンダーを撃ちながら隣にイカサマを振ります。具体的な場面で言うとザシアンにダイサンダーをしながら黒馬バドレックスにイカサマをして、次のターン黒馬バドレックスを縛りながらポリゴン2トリックルームやかいでんぱを隣に振ったりガオガエンに交代したりします。もしトリトドンなどのじめんタイプにダイサンダーを透かされても上から快電波を入れて隣にダイサンダー連打で間に合います。ゴリランダーが来てもフィールドを変えてしまえば怖くはなく、今回はポリゴン2にスピードスワップがあるため強気にダイサンダー+トリックルームという動きを選ぶことが出来てレジエレキが動けばその分だけ倒せる数が増えるため裏のガオガエンと白馬バドレックスで勝てます。

このための選出だと言っても過言では無いので他の構築に対してこの投げ方をしてる時はあまり有利ではありません。

 

イベザシ(バレル無し) / レシ白馬 / ザシWキュレ / ディアザシ 

先発Pokémon-Icon 233 SWSH.pngPokémon-Icon 727 SWSH.png

後発Pokémon-Icon 898a SWSH.pngPokémon-Icon 591 SWSH.png

 

①のパルキアガオガエンを投げれない時に多い投げ方。ポリゴン2がまず倒されることが無いため捨て台詞+トリックルームからいつもの展開に持って行ける。しかしパルキアが居ない分パワーが落ちるので試合速度が遅くTODを視野にいれた立ち回りが求められるのと、禁伝1匹選出なため白馬バドレックスの扱い方がいつも以上に大事になる。

 

これ以外にもBO3や取り巻き次第では先発パル白馬やガエンエレキなどあまりしない選出をしたり、想定している構築に対して別の投げ方をする場合もあります。

 

【最後に】

厳密に言うと2月後半から今までの半年間くらいパル白馬を使い続けましたが対応範囲で言えばかなり満足のいく形になったかなと思っています。しかし単純に自分のプレイが煮詰まりきれていなかったり、回しすぎたが故に考えなくていい行動をケアすることも多くなって結果的に微妙な選択になってしまうことが増えました。擦っていた割に満足のいく結果が得られなかったのが本当に悔しいので9世代では今よりプレイングの腕を上げてもっと公式大会で結果を残していきたいです。

 

INC予選の構築からPJCS本戦までまとめて書いたので全体的に長くなってしまいましたが最後まで読んで下さりありがとうございました!